
HOME > ブログ > 葛飾区で台風で割れた大波スレート屋根用FRP製明り取りをポリ.....
更新日:2018年10月28日
葛飾区で工場の屋根に台風の被害が発生いたしました。屋根は大波スレートと言う屋根材で葺かれており、室内に自然光を取り入れるために付いている「明り取り」が台風の影響で割れてしまったそうです。
既存の「明り取り」はFRP製だったようで、バリバリに割れてしまってました。今回の工事では、この「明り取り」を衝撃に強いポリカーボネイト製の明り取りに交換いたします。
お客様が養生を行っていたブルーシートを剥がして、破損してしまったFRP製大波屋根用明り取りを撤去することから作業は始まります。
大波スレート屋根の構造は比較的簡単です。フックボルトと言われる金具で屋根の骨材に固定してある(スレートとスレートをきつく締めて強い摩擦で止まっている)のを緩めてわずかな隙間を発生させます。
破損した明り取りは引きちぎられるように割れてしまっておりました。
先程、隙間を作った既存明り取りの有った場所に、新規の明り取りを差し込んでいきます。新規の明り取りは衝撃に強いポリカ製です。FRPの様に引きちぎられることは有りません。
隙間を作ったとはいえ、波を合わせて差し込んでいくのは容易な作業ではありません。今回は屋根の内側から手の届く状況でしたので上手くことを進めることが出来ましたが、建物状況次第では建物内側にも足場仮設をしなければいけないこともあります。皆さんが考えているよりはずっと大変な作業を行っております。
工事は無事にポリカ製大波用明り取りに交換完了いたしました。これで雨が降っても心配なく過ごせますね。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。漫画で読むならコチラ
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