練馬区大泉町で行うバルコニー防水下地処理の重要性と施工手順
更新日:2025年08月09日
はじめに
バルコニーは雨や紫外線に常にさらされているため、経年とともに防水層が劣化します。
防水工事を長持ちさせるためには、表面の施工だけでなく、防水下地の適切な処理が重要です。
今回は、練馬区大泉町で行ったバルコニー防水下地の処理工程をご紹介します。
下地処理の目的
防水工事における下地処理は、新しい防水層をしっかり密着させるための土台作りです。
下地のひび割れや汚れを放置したまま防水材を塗布すると、施工後すぐに浮きや剥がれ、漏水が発生するリスクがあります。
そのため、施工前には必ず入念な下地処理を行います。
1. 防水施工面の清掃作業
まずはバルコニー全体のゴミや砂埃を取り除きます。
清掃作業は、防水材の密着性を高めるための第一歩です。
細かい砂や埃も取り残さないことがポイントです。

2. 古いコーキングの除去
既存のコーキング材が劣化している場合は、すべて撤去します。
古いコーキングを残すと、上から新しい材料を充填しても密着不良を起こし、再び漏水の原因になります。

3. クラック(ひび割れ)補修
バルコニー下地には細かなクラックが発生することがあります。
これらを放置すると、防水層の下に水が浸入してしまいます。
クラック補修は漏水予防のための最重要工程といえます。

4. 下地処理作業
クラック補修後は、ワイヤーブラシなどを使い、下地表面の汚れや劣化した塗膜を削り落とします。
この段階で不陸(凸凹)もある程度ならしておくことが重要です。

5. 下地調整剤の塗布
下地の傷みがひどい場合は、全体に下地調整剤を塗布します。
下地調整剤は防水層の耐久性を飛躍的に向上させる効果があります。

下地処理を怠った場合のリスク
もし下地処理を行わずに防水工事をすると、以下のようなトラブルが発生します。
- ・防水材の剥がれや浮き
- ・早期の漏水発生
- ・補修コストの増大
特にバルコニーは雨水が溜まりやすい構造のため、下地処理の有無が防水の寿命を大きく左右します。
まとめ
練馬区大泉町で行ったバルコニー防水下地処理の流れは以下の通りです。
- 1.防水施工面の清掃
- 2.古いコーキングの除去
- 3.クラック補修
- 4.下地処理(ワイヤーブラシ等)
- 5.下地調整剤の塗布
これらの工程を丁寧に行うことで、防水工事は長期間機能を維持できます。
街の屋根やさんでは、現地調査から下地処理、防水施工まで一貫して行い、安心の防水工事を提供しています。
バルコニー防水に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2025年08月09日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

関連動画をチェック!
防水工事で雨漏り防止!陸屋根・屋上のチェックポイント【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
トップコート塗り替えで防水メンテナンス!時期や費用は?
・ベランダやバルコニーの床が古く劣化してひび割れ始めている ・屋上の防水面が色褪せてきたように見える そろそろ防水のメンテナンスの時期?でも費用はどれくらいかかるのだろうか? 屋上やベランダなどの防水を放置すると、劣化で雨漏りを引き起こしそれこそ補修費用が高くなってしまうかもしれません。 …続きを読むあなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

このページと共通する工事内容の新着施工事例
- 世田谷区桜丘|陸屋根の笠木からの雨漏りをウレタン防水工事で解決!
-
【施工内容】
防水工事
- 雨漏りしているバルコニーをウレタン通気緩衝工法でしっかりメンテナンス|世田谷区北沢の施工事例
-
【施工内容】
雨漏り修理、防水工事
- 【世田谷区上用賀】バルコニーの雨漏りをFRP防水で解決!劣化した下地も丁寧に補修しました
-
【施工内容】
防水工事