
HOME > ブログ > 雨漏りを発見したときに絶対NGな対処法と正しい応急処置
更新日:2025年03月28日
ある日突然、天井や壁からポタポタと水が垂れてきたら、誰しも慌ててしまうものです。
しかし、焦って間違った対処をしてしまうと、被害が広がったり、修理費用がかさんだりする可能性もあります。
この記事では、雨漏りを発見したときに「やってはいけない処置」と「正しい処置の仕方」を具体的に解説します(^_^)/
最もやってはいけないのは、「とりあえず様子を見る」と放置することです。
雨漏りは時間が経つほど被害が広がり、木材の腐食やカビの発生、シロアリ被害など建物の構造そのものを脅かす事態につながります。
小さな雨染みでも「異常のサイン」と捉え、迅速に対応しましょう。
「とりあえずブルーシートで覆えばいいだろう」と考えて、自分で屋根に登るのは非常に危険です。
屋根の上は滑りやすく、特に雨天時や濡れた屋根は転落事故のリスクが高まります。
また、専門知識がないまま手を加えることで、かえって状況を悪化させてしまう恐れもあります。
ホームセンターなどで売られている防水スプレーやシーリング剤を使って、雨水の侵入口らしき場所を埋めるのも注意が必要です。
一時的に水が止まったように見えても、内部で水が回ってしまい、見えないところで腐食が進行してしまうケースがあります。
原因が特定されていない状態での応急処置は、逆効果になりかねません。
バケツや雑巾、タオルなどを使って、室内の被害が広がらないよう防ぎましょう。
床が濡れてしまったら、すぐに拭き取り、家具や電化製品などは濡れないように移動・保護します。
床に敷くビニールシートや新聞紙も有効です。
また、漏れている水を観察し、天井や壁のどこから流れているのかを記録しておくと、後々の調査に役立ちます(^_^)/
雨漏りの被害状況をスマートフォンなどで記録しておくことも大切です。
天井のシミ、漏れている箇所、床や家具への被害などを、できるだけ詳しく撮影しておきましょう。
これは保険の申請や専門業者への相談の際に、非常に重要な資料となります。
雨漏りの原因は屋根、外壁、ベランダ、サッシ周辺など様々で、目に見えない内部構造から来ている場合もあります。
正確な原因を突き止め、再発しないように修理を行うには、専門知識と経験が必要不可欠です。
信頼できる屋根・外壁修理の専門業者に依頼しましょう。
近年では、非破壊で調査ができる「赤外線サーモグラフィーカメラ」による診断もあり、正確かつ効率的に原因を特定する手段として注目されています。
雨漏りの原因が「台風や強風による被害」「雹(ひょう)」「雪の重みによる損傷」などの場合、火災保険で修理費用が補償されるケースがあります。
加入している保険内容を確認し、必要に応じて保険会社に連絡しましょう。
事前に被害の写真や雨漏り状況の記録を残しておくと、スムーズに申請が進みます。
雨漏りは誰にでも突然起こり得るトラブルですが、間違った処置をすると被害が拡大してしまいます。
「放置しない」「無理をしない」「自己判断しない」が鉄則です。
被害を最小限に抑えるには、まず被害を止め、記録を残し、専門家に相談することが最善の方法です。
雨漏りを発見したときは、焦らず落ち着いて正しい手順で対応し、大切な住まいを守っていきましょう。
記事内に記載されている金額は2025年03月28日時点での費用となります。雨漏りを修理しないとどうなる?放置による6つの被害【プロが解説!アメピタ!】
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【施工内容】
雨漏り修理、防水工事
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雨漏り修理
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