
HOME > ブログ > 瓦屋根のずれは雨漏りの原因になることも!?修理方法や屋根葺き.....
更新日:2024年11月15日
瓦屋根は日本の住宅における伝統的な外装であり、強い耐久性と美しい見た目が魅力です。しかし、長年使用することで経年劣化が進み、瓦のずれや破損といった問題が発生することがあります。本記事では、瓦のずれが起こる原因やその修理方法、屋根葺き替えによるリフォームについて解説します。
費用や火災保険の適用事例なども紹介し、リフォームを検討する際の注意点やメリットについて詳しくお伝えします!
瓦を固定するための釘や漆喰に加え、下地(防水紙や野地板)は時間の経過とともに劣化していきます。この劣化が進むと、瓦がしっかりと固定されず、ずれる可能性が高まります。特に築20年以上の住宅では、定期的な点検と補修が必要です。
台風や強風、地震などの自然災害も瓦のずれを引き起こす主要な原因です。台風による強い風圧や振動によって瓦が動き、最終的には破損することもあります。また、豪雨による雨水の浸入で内部が弱くなり、瓦が崩れることもあります。
外的な要因だけでなく、動物による瓦の移動や積雪の重みによるズレも考えられます。これらも問題が放置されるとさらなる劣化を引き起こす原因となります…。(>_<)💦
■雨漏りの発生による外壁や屋根全体の劣化、建物内部の腐食
瓦のずれた部分から雨水が浸入し、内部に雨漏りが発生します。これにより、室内の天井や壁にも影響が及び、塗装やクロスの剥がれ、シミが発生します。また、瓦のずれを起点として、屋根全体の構造が弱くなってしまいます。また、雨水の浸入により外壁の劣化が進み、建物全体の耐久性が低下する恐れがあります。
雨水が屋根から浸入すると、内部の木材が腐食し、家の構造的な問題が生じる可能性があります。これが進行すると修理費用が大幅に増加してしまいます…。
ずれた瓦を元の位置に戻し、固定し直す方法です。軽度の損傷であればこの方法が適しています。破損した瓦のみを交換する方法で、修理費用を抑えることが可能です。
瓦の劣化が広範囲に及んでいる場合や、耐久性が著しく低下している場合、雨漏りが起きていて屋根の下地も劣化が進んでいるような状態には、屋根葺き替えが必要です。
葺き替え工事とは、既存の瓦をすべて撤去し、新しい瓦や軽量な金属屋根材に交換する方法です。最新の屋根材を使用することで、耐久性と防水性が向上します。
長期的な耐久性が確保されるため、台風などの自然災害にも強い屋根にすることができます。また、屋根材を瓦から別の物に変えることで見た目も一新され、住宅の資産価値も向上します!
|こんなときも葺き替えを検討したほうが良いでしょう
●瓦屋根がトントン葺きで施工されているとき
トントン葺きは、「土居葺き」や「柿葺き」とも呼ばれる伝統的な屋根の施工方法で、水に強く腐りにくいサワラ材を薄く削り、それを重ねて仕上げる工法です。この工法は、古い住宅でまれに見かけることがありますが、非常に珍しいものです。
いくら水に強いとはいえ劣化は避けられません。経年劣化により、サワラ材は繊維が脆くなり、ボロボロに崩れたり亀裂が生じたりすることがあります。このような劣化が進むと、屋根に隙間や穴が開いてしまい、そこから雨水が浸入するリスクが高まります。その結果、雨漏りを引き起こし、建物の内部にまで影響を及ぼす可能性があるのです。
問題を放置すると、被害が拡大し、より大規模な修理が必要になることもありますので、トントン葺きを使用している屋根では、早めの点検と修繕が重要です。
実際、屋根がどんな状態だったら葺き替えを検討した方が良いのか気になりますよね。街の屋根やさんが先日行わせていただいた瓦屋根点検の様子をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
八王子市大船町にお住いのお客様よりお問い合わせいただき現地調査にお伺いしてまいりました!
お問い合わせ内容は瓦から軽い屋根材に変更したいとのことでした。
瓦は丈夫な屋根材ですが、厚みがありかなり重量もある屋根材になります。
1枚当たりの重さは3kg程度で、1㎡あたりの重さは40~50kgになります。
スレートの重さが19kg/㎡であることを考慮すると2倍ほどの重量になりますのでどれだけ重いのかが分かりますね、、、
地震が起きた時に屋根の重量が重ければ横揺れが大きくなってしまいます。
そのため屋根を軽くすることで耐震性の向上も見込めますので屋根の重さが気になる方はお問い合わせください!
既存の瓦はずれが生じておりました。
このままでは瓦が落下してしまう恐れもありますので早めの工事をオススメいたします!
既存の防水紙の状態も確認していきます!
瓦屋根の場合は屋根材を一部剥がして下地の状況を確認することができます。
確認してみると、既存の防水紙は杉皮を使用したトントン葺きになっておりました。
昔ながらのお家では杉皮を使用して雨からお家を守っておりました。
現在では不織布にアスファルトを染み込ませたアスファルトルーフィングが主に使われており、より防水性の高い仕上げになっております!
今回ご提案させていただきました屋根の葺き替え工事では新規の防水紙の施工を行いますので雨漏りの心配もございません!
瓦屋根は日本家屋の象徴ともいえる美しい外観と高い耐久性が特徴ですが、経年劣化や自然災害によって瓦のずれや破損が発生することがあります。そのまま放置すると雨漏りや建物全体の劣化につながるため、早めの修繕や葺き替えが必要です。
街の屋根やさんでは、瓦屋根の点検から葺き替え工事まで、プロの技術と経験で丁寧に対応いたします。
最新の屋根材を使用した耐久性・防水性の向上や、火災保険の活用による費用負担軽減もサポートします。安心してお任せください!(^^)/
記事内に記載されている金額は2024年11月15日時点での費用となります。
瓦屋根の雨漏り原因とは?屋根の構造をもとに詳しく解説!【アメピタ!】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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