
HOME > ブログ > 足立区興野にてスレート屋根の劣化やケラバ板金の釘浮きを確認
更新日:2021年09月25日
足立区興野にお住まいのお客様より、屋根と外壁のメンテナンスを検討中とのことで現地調査のご依頼をいただきました。屋根・外壁や、その他のメンテナンスを同時に行われる場合、足場仮設が一度で済みますのでたいへんお得です。工事の内容によっては、足場代の方が高くなってしまうこともありますので、近い将来必要なメンテナンスであれば、併せて行われることをおすすめします。今回は、屋根の点検結果についてご報告します。
屋根は全体的に塗装が剥がれ、色褪せている状態でした。白っぽく見えるのは、スレート材の素地です。もともとスレート材は塗装されており、表面の塗膜により防水性を維持しています。塗膜が剥がれてくることにより防水性能が損なわれるため、屋根の水はけが悪くなります。
スレート屋根の耐用年数は20年~30年程といわれています。塗装による定期的なメンテナンスにより、防水性を維持してくことが望ましいです。現状は、スレート材の素地が見えるほど塗装が剥がれているため、屋根材自体が雨水等の水分を吸収しやすい状態といえます。そのため、表面には苔やカビが発生している状態でした。この状態のまま放置をした場合は、屋根材がヒビ割れを起こしたり、雨漏りに繋がる可能性もあります。また、屋根の面と面が合わさる頂点部分を覆っている「棟板金(むねばんきん)」の釘浮きも、数ヶ所で見受けられました。
「棟(むね)」と「破風(はふ)」の接合部分のシーリングが、経年劣化のため剥がれてきていました。コーキングの寿命は、環境などにもよりますが5年~10年といわれています。また、窯業系の破風板の塗装が剥がれ、ヒビ割れも発生していました。ほかにも、破風に固定されている「ケラバ板金」の釘浮きを確認しました。今回調査させていただいた建物は築30年で、スレート屋根材の耐用年数(寿命)を迎えるタイミングでもあるため、屋根カバー工法または屋根葺き替えによるリフォームのご提案となりました。屋根カバー、葺き替え、いずれも屋根の下地部分の防水紙を新しく出来ますので安心です。また、屋根葺き替えの場合は、更に防水紙の下にある「野地板(のじいた)」の手入れも可能です。私たち街の屋根やさんの経験豊富なスタッフが、屋根の状態を診断し、現状で最適なメンテナンスをご提案いたします。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策として、点検等でお伺いする際は、手指の消毒をはじめ、マスクの着用・ソーシャルディスタンスを守り安全に配慮しております。
※現在zoomでのお打ち合わせも承っております。
【スレート・ガルバリウム・瓦】屋根塗装が必要な理由【プロが解説!街の外壁塗装やさん】
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