
HOME > ブログ > 墨田区八広にて剥離が始まったパミールを屋根カバー工法でリフォ.....
更新日:2021年09月25日
墨田区八広にお住まいのお客様より屋根の点検のご依頼をいただきました。ほかの業者さんより屋根が「パミール」という指摘を受けていたそうです。今回は、屋根カバー工法によるリフォームの施工についてご報告します。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策として、点検等でお伺いする際は、手指の消毒をはじめ、マスクの着用・ソーシャルディスタンスを守り安全に配慮しております。
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屋根材の下端(小口)部分の色が変わっているのが分かります。白くなっているのは、剥離した屋根材の一部が剥がれ落ちた部分です。パミールの特徴的な不具合の「層間剥離(そうかんはくり)」は、築10年経過程で発生するといわれています。お客様宅も、築10年後くらいから剥がれてきたそうです。パミール屋根材は、抄造法という加工方法で作られたスレート瓦です。原料を和紙を漉く(すく)ように重ねて製造されます。この重ね合わせたものが端から剥がれてくるのが「層間剥離(そうかんはくり)」 です。
層間剥離部分に雨水が侵入し、水分を含んでは乾燥する、ということを繰り返していくと端が捲れたり、反り・浮きが発生してきます。また、屋根材自体の強度が落ちてくるためクラックが入り、割れやすくなります。雪止めの上にある部分にクラックが入っていました。
パミール屋根材の場合、以下①、②のことから屋根塗装のリフォームはおすすめしません。
①屋根塗装の下処理で行う高圧洗浄で屋根の状態がさらに悪化する恐れがある
②屋根塗装を行ったとしても数年のうちに層間剥離を起こしてしまう
屋根の状態から「屋根カバー工法」または「葺き替え」のご提案となります。雨漏りが発生していたり、屋根の下葺き材である野地板に問題がある場合は、屋根カバー工法もおすすめできません。
今回は、金属屋根へカバー工法でのリフォームを実施されることとなりました。下地となる防水シートには、裏側が粘着になっているタイプを使用しました。屋根材へ直接貼り付けるため、釘やタッカーを使わず固定することが出来ます。そのため、穴が開かず防水性が高いです。パミール等、屋根が剥離やヒビ割れしやすいノンアスベストのスレート屋根にはおすすめです。使用した屋根材はSGL(スーパーガルテクト)のSシェイドチャコールです。落ち着いた色味で人気があります。
工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
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