
HOME > ブログ > 折板屋根が大型工場・倉庫の屋根に適している理由とメンテナンス.....
更新日:2024年06月07日
工場や倉庫の管理を続けていく上で意外と厄介なのが屋根のメンテナンスです。
現在の大型工場などでは折板屋根が使用されていることが多く、金属製であるため錆に悩まされがちな部分となります(-_-;
工場や倉庫では雨漏りが発生すると設備や保管物に影響が及んでしまいますので、本記事では知っておきたい折板屋根の錆対策・メンテナンスについてご説明いたします!
近年の大型工場や倉庫では屋根と言えば折板屋根のようなイメージがあります。
いったいなぜ折板屋根は工場などで採用されているのか、まずはそこから確認してみましょう(^▽^)/
従来の工場屋根と言えば、同じ波型ではありますがスレートと呼ばれるセメント質の屋根材が広く普及しておりました。
大波スレートや小波スレートは現在でも多くの工場・倉庫で見かけます(^^)
波型のスレートは耐久性が高く、それでいて安価であるため、施工面積の広くなりがちな工場の屋根や外壁に採用されていました。
しかし、近年の折板屋根は素材に高耐久で錆びにも強いガルバリウム鋼板が使用され、なおかつスレートよりもかなり軽量な屋根材となりました。
軽量であることは建物の構造部に掛かる負荷が少なくなり、耐震性が向上するメリットがあります。
また、折板屋根はタイトフレームを使用して梁や母屋に直接取り付けることができるため、野地板が不要であり、施工工程や材料が少なくて済むため、工期を短縮してコストを抑えることができます(^^)
また、100mを超える長さの製造も可能であることから、あらゆる規格の屋根に適応できる自由度も大きな理由の一つですΣ(・ω・ノ)ノ!
以上の理由から、近年の工場ではガルバリウム鋼板製の折板屋根の使用が増えているのです!
最大の特徴ともいえる波型の形状。
その形の理由は強度の向上にあります(^▽^)/
折板屋根は、0.6~1.2㎜厚の鋼板を大きな波型に成形した屋根材であり、折り曲げることで強度を向上させています!
この特殊な形状により、薄い鋼板でも建物をしっかりと守ることができるのです。
また、波型であるため屋根面に水が溜まりにくく、水はけを良くしているというメリットもあります(*^^)v
折板屋根が大型の工場・倉庫に適した性能であることをお伝えしてきましたが、金属製であるためどうしても錆びによる劣化のリスクが存在しています(>_<)
折板屋根の雨漏り原因のほとんどは錆びた箇所からの雨水浸入ですので、工場・倉庫の機能を雨漏りで損なわないためにも折板屋根の錆び対策のメンテナンスが重要となります。
定期的な屋根塗装で金属表面を保護し、錆びを防ぐことができます。
また、塗装によって折板屋根材が直接雨風や紫外線に晒されることを防ぎ、耐久性を向上させる効果もあります(^▽^)/
防錆効果のある塗料を使用して錆びの侵食を防ぎますが、錆が既に発生していても塗装によるメンテナンスは有効です!
錆止め効果のある下塗り材の塗布前には、既に発生している錆びをワイヤーブラシやサンドペーパーで丁寧に除去します。
錆びが残ったまま塗装すると、塗膜の下で錆びが進行してしまうためです(-_-;
定期的な塗装を行い、錆びを対策することが折板屋根の重要なメンテナンスとなります!
私たち街の屋根やさんでは大型の工場・倉庫のメンテナンスとして塗装以外にも、屋根カバー工法や葺き替え工事なども対応しております!
錆があまりにも深刻化している状態ですと塗装をしても無意味なメンテナンスとなってしまうため、カバー工法か葺き替えによるリフォームを検討しましょう!
火災保険が適用できる?屋根工事・屋根修理【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
その他の工事
【施工内容】
その他の工事
【施工内容】
その他の工事