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【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:岡野
担当:岡野
調査の様子です。屋根に上がり調査を行うと屋根材が割れているのを発見しました。屋根材はコロニアルNEOという屋根材で通常のコロニアルでしたら経年劣化で塗膜が剥がれてしまう事により色褪せて防水性が低下しますので屋根塗装工事が必要になりますが、コロニアルNEOは劣化の進行が早いので塗装メンテナンスは推奨できません。
屋根の至る所に割れが発生していました。一昔前の屋根材は耐久性を保つためにアスベストを使用していましたが、健康被害が社会問題になりましたのでアスベストは屋根材に使用されなくなり、各メーカーがノンアスベストの屋根材を生産したうちの一つがコロニアルNEOになります。生産当時はアスベストを使用することなく強度を保つ技術がまだ無かったためコロニアルNEOは耐久性が低く劣化の進行が早い屋根材となってしまいました。
屋根材がこのような状態ですと台風などの強風や突風の被害に遭い飛散してしまう危険性があります。飛散してしまうと近隣の建物に被害を与えたり、雨水が屋根材の下に敷設されている防水紙の劣化を早めてしまい雨漏りに繋がります。
K様に調査のご報告をし、屋根材は劣化だけではなく強風などの影響で割れてしまった可能性も考えられることから火災保険の申請をご相談致しました。台風などの強風や突風の影響による自然災害で被害を受けた場合、保険申請を行う事で火災保険が適用になります。被害を受ける前の状態に戻す費用を保険会社が負担してくれますので、工事とあわせて保険申請を行う事で工事費用を抑える事ができますので保険の申請の手続きを行いました。
コロニアルNEOは塗装メンテナンスが推奨できない屋根材になりますので屋根カバー工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。屋根カバー工事は今の屋根の上に新しい屋根を被せる工事になります。既存の棟板金を解体・撤去し新しい屋根材を被せる工事になりますので棟板金をメンテナンスするタイミングで行う事でランニングコストも抑えられます。使用する新しい屋根材にはアイジー工業株式会社のスーパーガルテクトを使用致しました。色は全6色の中からK様ご希望のSシェイドチャコールをお選びいただきました。スーパーガルテクトは塗膜・赤さび・穴あき保証等が付いておりますので施工後も安心して生活していただけます。
屋根カバー工事の工事費用につきましては、切妻屋根60㎡の既存屋根を金属屋根材でカバーした場合、税込767,800円から承っております。屋根材の種類等により金額が異なりますので詳しくは私たち街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください。
屋根カバー工事の施工の様子です。屋根カバー工事は先ず、既存の棟板金を解体・撤去する工程から行います。また、既存の雪止めも鈑金鋏等の工具を用いて撤去していきます。
ルーフィング敷設の様子です。既存の棟板金を解体・撤去致しましたら、新しいルーフィング(防水紙)を敷設していきます。使用致しましたルーフィングは田島ルーフィング株式会社のタディスセルフを使用致しました。ルーフィングには様々な種類がありますが、タディスセルフは遅延粘着式のタイプになり、貼り付け直後には強く粘着せず簡単に修正できますので施工性に優れています。貼り付けから数時間後には強固な粘着力と防水効果を発揮致しますので屋根カバー工事等の改修工事に最適な下葺材になります。
ルーフィングを敷設する際は、雨水の浸入を防ぐためにも原則として屋根下部の軒先から敷設し、屋根上部の棟部分へと重ねて敷設していきます。重ね幅と致しましては100mm以上を目安とします。雨水は屋根の上部から下部へと流れていきますので敷設する順番を上部から下部へと行ってしまうと雨漏りの原因になります。
屋根材の設置の様子です。新しい屋根材にはアイジー工業のスーパーガルテクトを設置し、色はK様ご希望のSシェイドチャコールになります。屋根材を設置する際にもルーフィングと同様に軒先から棟へと重ねて設置し、ビスで固定していきます。スーパーガルテクトは上と下が重なる部分は嵌合致しますので強固な固定が期待できますので風に強い屋根になります。
スーパーガルテクトは金属屋根材ですので軽量です。日本は地震の多い国ですので屋根カバー工事には軽量で耐震性に優れたスーパーガルテクトが多く用いられています。ガルバリウム鋼板で耐久性にも優れており、遮熱性鉄板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮します。また、メーカー保証の内容も充実しております。
役物設置の様子です。スーパーガルテクトの設置が完了致しましたら、役物と呼ばれる棟板金を設置していきます。棟板金の下地材の貫板は耐久性に優れている樹脂製のタフモックを使用致しました。樹脂製ですので腐食しにくく、今回行いました屋根カバー工事や棟板金交換工事のメンテナンスの際にはタフモックを使用する事を推奨致します。
下地材のタフモックの設置が完了致しましたら棟板金を設置していき、錆びにくいステンレス製のSUSビスで固定していきます。SUSビスはねじ込み式になりますので、棟板金を固定する際に一般的に多く使用されている釘と比較すると台風などの強風や突風の被害に遭いにくいので風に強い棟板金が期待できます。
棟板金の設置が完了致しましたら、屋根カバー工事が完了になります。屋根材が割れることなく風に強い屋根になりましたのでお客様に大変喜んでいただけました。
私たち街の屋根やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、感染拡大防止の為マスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
記事内に記載されている金額は2022年07月15日時点での費用となります。漫画で読むならコチラ
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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