豊島区東池袋で瓦屋根からコロニアルに葺き替えられた屋根をIG工業スーパーガルテクトでカバー工事しました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
豊島区東池袋のT様から、風の強い日などに屋根からバタバタと音がするので屋根の状況確認と修理をお願いしたい、と私たち「街の屋根やさん」にお問合せを頂き調査にお伺いさせていただきました。T様のお宅は木造モルタル造で、築40年程になるそうです。もともとは瓦ぶきの屋根だったそうですが、9年前の東日本大震災の時に屋根を瓦からコロニアル屋根に葺き替えたそうです。その後何回かの不具合を直してもらいながら現在に至っているとのことでした。調査当初は屋根がバタバタいうという事だったので、棟板金が昨年の台風で外れかかっているのかと考えておりましたが、T様にこんなものが落ちていたと見せていただいた板金を見ると棟板金ではない形状の平板の板金でした。通常の屋根工事ではあまり見かけないものなので屋根に登って調査を行うとバタバタと音がした原因がわかりました。想像をしていた棟板金ではなく、落ちていた板金は葺き替えが行われたコロニアル屋根の軒先に差し込んであるものでした。どうやら前回の瓦屋根からコロニアル屋根に葺き替えを行った際に野地板を雨樋にかかるように施工をしていなかったのか、そもそも野地板を増し打ちしていなかったことが想像できました。軒の鼻隠しの際でコロニアル屋根をおさめていたことで雨が樋に入らなかったことから軒先の板金を施工した可能性があります。結局、その板金も固定する部分がほとんどなくコーキングと鼻隠しの板の天端に細い釘で止めざろう得なかったため、長期間の風などに耐えられず外れてしまったり、外れかかったりしてバタバタ音が出ていることが分かりました。解決するには、軒先を固定できる下地を作成する必要があるので野地板を既存コロニアル屋根に増し打ちをしてカバー工事を行う方法をご提案させていただきました。葺き替え工事を行うよりはコスト的にも工期的にも有利なためです。写真をご覧になったT様は状況をご納得いただきご契約、工事をご依頼してくださいました。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 屋根カバー工法 ガルバリウム鋼板
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 延べ4日間
- 築年数
- 約40年
- 平米数
- 47.5㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- T様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 10年間
- 【工事内容】
- 屋根カバー工法 ガルバリウム鋼板
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- IG工業スーパーガルテクト シェイドチャコール色
- 施工期間
- 延べ4日間
- 築年数
- 約40年
- 平米数
- 47.5㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- T様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 10年間
点検
豊島区東池袋のT様から、私たち「街の屋根やさん」に風が吹いた日などに屋根からバタバタと音がするので屋根の状況と修理をお願いしたい、とお問い合わせを頂きました。築40年ほどのモルタル外壁の二階建てのお宅だそうです。もともとは瓦ぶきの屋根だったそうですが、ちょうど9年前の東日本大震災の時にコロニアル屋根に葺き替え工事を行ったそうです。屋根から発生するバタバタ音で多いものは、棟板金が一部外れていて風であおられることで発生するものが多いので、屋根に登る前はそのような状態になっていることを想定しておりました。ところがT様が庭に落ちていたと見せていただいた板金はどう見ても棟板金ではない形状の板金でした。屋根に登る前だったので「?」となっておりましたが屋根に登って見るとその板金が何なのかすぐに理解することが出来ました。
元々は瓦ぶき屋根だった名残は、下屋根にありました。青緑の屋根瓦で葺かれていたようです。軒先に梯子を掛けて屋根を覗くと、通常は軒先の雨樋の上まで被さっているはずのコロニアル屋根材がなく板金が設置されておりました。
更に調査を進めると、庭に落ちていた板金があったところでしょうか?板金の外れて無くなっている所があります。谷板金は前回の工事では交換されていないようでかなりサビが進んでおりました。
板金が施工されていたのは、軒先が雨樋まで足りないので補っていたためと思われます。瓦屋根の場合は軒先の瓦の出があるのでよいのですが、コロニアル屋根材に葺き替える場合は軒先の出を作ってあげないといけません。もともとどのような工事内容を行うという事でT様と打合せをしていたのかがわからないので詳しい言及は避けますが、同じ屋根施工を行っている業者としては悲しく思ってしまいました。このままでは雨水が鼻隠しの隙間から入り込んでしまい内部の木材を傷め、鼻隠しから軒天に施工されているモルタル壁の崩落や雨漏りが心配です。
音の原因は、この外れかかった板金と思われます。この板金がすべての軒側に施工されておりますので、このままではどこの軒でも同じ現象が起こる事と施工された内容の件で雨漏りが発生してしまう事をT様に写真と図解でご説明し、軒先を作る工事と屋根カバー工事をご提案し、契約・工事を承る事になりました。
工事
家屋が密集している地域でもありますので、事前に工事のご案内を近隣様にお届けしていきます。新型コロナウイルス拡散もまた広がってきておりますのでご在宅のご近隣様にも十分なソーシャルディスタンスを保ち、インターホン越しでのお願いとなる事もありますが時節柄、何卒ご了承のほど宜しくお願いいたします。
一部、荷揚げ用の足場を仮設後、いよいよ工事に入ります。住宅地の私道に絡むこともあり、事前にご近隣様へのご承諾はいただいているものの、大急ぎで資材を降ろし車両を移動します。
今回の屋根カバー工事で使用する材料は、IG工業のスーパーガルテクトです。製品保証も長く、ウレタンフォームをインサートしている構造から断熱性能、遮音性能も高い人気の屋根材です。
工事はまず既存屋根面を突起物の無い状態にしてから行われます。既存の棟、雪止め金具を撤去し、粘着式のルーフィングを敷設します。粘着式のルーフイングは田島タディスセルフという商品です。屋根材を固定する際は、結果的に既存屋根には穴が開くことにはなりますが、必要以上に既存屋根を傷めることが無いのが粘着式ルーフイングの利点でもあります。既存屋根面と「面」で固定されるメリットもあります。
軒先側からタディスセルフを敷設し、下地タルキの位置を墨だししていきます。サビの酷かった谷にも新しい谷をカバーしていきます。
スーパーガルテクトを墨だししたタルキにビス止めしていきます。屋根の面積はさほど大きくないのでほぼ1日で大部分の施工は終わりました。残すは棟おさめとなります。
完成
軒先を構造用合板で作成し、軒先唐草を付けた状態の軒先です。これが正規の状態です。コロニアル屋根でも軒先唐草はついています。これで軒先があおられてバタバタと音がすることもなく雨漏りの心配もありません。
谷部分も直ぐ脇に棟が来る状態でしたが、谷を大きく施工することで雨仕舞の良い状態に変更しております。工事中にもご近隣の方から、実は雨の日に雨樋から水が垂れてきて・・・、といったお話も聞くことがありました。やはりあの板金の状態ではうまく雨水の処理が出来ていなかったのでしょう。お施主様のT様にもご近隣の方にも安心していただける工事となりました。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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豊島区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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