
HOME > 施工事例 > 葛飾区西新小岩で強風被害で破損したポリカ波板の交換工事、強風.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:藤崎
担当:藤崎
ベランダ屋根から調査開始です。こちらお住まいは先程も申しました通り、ポリカ製波板を約3年前に交換をしています。ポリカ自体の劣化は殆ど見受けられませんでしたが、にもかかわらず波板が外れてしまっています。やはり取り付け方に一工夫が必要だったと言える状況です。特にこの数年大型台風等の襲来も有ったので、その際に気づかないうちにフックが離脱しており、先月に吹いた強風で、とうとう波板が外れてお客様もお気づきになられたと言った状況だったと推察されました。
このように手前から2枚目の波板が支柱の枠から浮き上がり完全に外れています。先端部のフックが外れたことによって、強風で暴れたために内側の枠から外れてしまったと言った状況となります。よって先端部については施工に当たり、特に強度のある取り付けが必要となります。
ベランダよりもご被害が顕著だったのは、1階テラス屋根になります。一目瞭然で判る様に残ったフックがまばらな状態で約半数近くのフックが飛ばされてしまっております。
ベランダ同様に付け根側の波板が浮いてしまい支柱の枠から外れてしまいました。それと同時に上部から確認するとフックが歯抜けの状態になってしまっている事がよく判ります。今回強風のご被害ですから、修繕工事は火災保険の適用が受けられました。波板に変形もありましたので、交換してさほど経過していない状態ではありましたが、全て新しいポリカーボネートに交換し施工していく事となりました。それと併せて取り付けに当たっては、強風の対策をしっかり施して施工していく形となります。
工事スタートとなります。既存波板を外すと支柱が顕になりますが、その枠内にフックの割れた欠片が残っておりました。強風による威力を感じさせると共に、サイズが若干大きかった事も感じられます。要は揺れ幅が大きくなる事によりフックが割れてしまう事に繋がると言った所です。やはり波板の取り付けの際は、このサイズに合った取り付けを行わないと、このように年数をあまり経過しないうちにこう言った症状を来たしてしまう事も十分に考えられます。
ポリカの取り付けは先ず波板にドリルで穴を空けてその部分にフックを廻し入れて取り付けて行きます。これを一つ一つ丁寧に実施していかなければなりません。穴を空ける箇所が若干でもズレてしまうと取り付け強度も弱まるので、しっかりとその辺りを気を付けて施工していく必要が有ります。
今回はその取り付けにおいて強風対策を施して行う必要性が有ったので、今回特にフックの外れが目立った先端部に関して、フックとフックの間隔を狭めて取り付ける事としました。単純にこれだけ取り付けの数が増えれば強度は増していく筈です。その考えで行けば、中央部も含めて全体的に間隔を狭めて取り付けると言う事も強度を強める観点ではいい方法といえるかもしれませんが、一つ問題点があるとすれば、波板と支柱の取り付け強度が強くなると大型台風や暴風などが有った際に、波板が外れてしまうだけでなく支柱そのものが変形し、より大きな損害を被る可能性が考えられます。支柱の交換ともなると屋根材のみの交換とは異なり、かなり大きな工事となってしまうので、ここは敢えて程よい強度を維持した取り付け法を選択した訳です。
ベランダについても同様に先端部の間隔を狭めた取り付けで強風対策を講じて施工致しました。ベランダ取り付けが終われば施工も完了となります。あともう一息です。
無事ベランダ屋根の取り付けも終わり工事完了となります。やはり新品のポリカ波板ですので、非常に綺麗に仕上がりました。
今回の施工のポイントとなりますが、このように先端部の間隔を狭めた取り付けで強風対策を施して参りました。地域柄大きな河川の土手に近い環境ですので、風の煽りを受けやすい為の強風対策です。間違いなく言える事は3年前に交換施工した前回の取り付けよりも格段に強度の上がった施工となっている筈です。こう言った似たような環境下にお住まいの皆様には是非ご参考にして頂けますと幸いです。
1階のテラス屋根の方も同様です。写真左側が先端部となりますが、フックを増強して取り付けを行いました。お客様からもこれで前回とは違い安心して過ごせますと言ったお言葉を掛けて頂けました。私たち街の屋根やさんでは、その環境や状況に応じたバランスの良い工事提案と施工を心掛けて取り組んでおります。コロナウィルスの影響も未だ予断を許さない状況が続いておりますが、我々管理サイド、職人共々コロナ対策も継続して取りつつ運営しております。このような皆様ご自身のお住まいならではのお悩みを持たれてる方々はご遠慮なくお気軽にご相談下さい。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。 2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。葛飾区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
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火災保険が適用できる?屋根工事・屋根修理【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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