
HOME > 施工事例 > 墨田区京島で耐震性アップのため、重い瓦屋根から軽い石葺き屋根.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
基本的には切妻屋根ですが一部入母屋になっている瓦屋根です。今回の工事に至るにあたり特段雨漏りがあったり、棟の崩れがあったりといった状況はありません。重たい瓦屋根を軽量な金属屋根に交換して、すでに内装は耐震工事を実施されている効果を高めることが目的です。
鳩がよく屋根にとまっていることが原因しているのか、棟の一部には背の高い雑草が生えておりました。鳩の糞が原因かもしれません。
屋根葺き替え工事を実施するにあたり、足場仮設工事は必須です。特に瓦屋根から他種屋根材に葺き替え工事を行う際は、土埃も発生します。その予防策もあります。足場を組む上では敷地の問題も発生します。今回の現場では三方向は敷地内に収まることがわかりましたが、一方向は区道に足場がはみ出してしまいます。足場がはみ出すことで通行の妨げやご近所様にご迷惑をおかけすることになるので、しっかりと法令に従い、道路使用許可と道路占有許可の申請を行って工事に臨んでいきました。
工事地域を管轄する警察署と区道を管理している墨田区役所に必要書類を用意して申請を行いました。警察署の承認は比較的早くおりますが、区役所での占有許可承認は区によっても差があるため早めに行っていく必要があります。
道路使用許可と道路占有許可の承認が下りてから、足場仮設作業が行われました。敷地も都内にしては比較的広く作業は半日程度で終了となりました。足場が組み上がったら飛散防止と安全対策のために足場の周りにメッシュシートを貼って足場仮設作業は終了となります。
屋根葺き替え工事の最も過酷な作業は既存の屋根材(今回は瓦)を撤去していく作業です。この夏一番の暑さではないかと思われるほどの中での作業は集中力と体力を奪われます。
それでも職人5人にて、午前中で屋根瓦の撤去・搬出を行う事が出来ました。写真でもわかる通り瓦屋根の撤去の場合は「土」がやっかいな存在です。主に棟の部分に素材として使用されています。瓦の下にも積年でたまった埃も多く土嚢袋はすぐにいっぱいになってしまいます。
瓦と土を取り終わった屋根です。お昼休憩を取った後は、屋根の下地作成に移っていきます。
瓦を降ろし終えた後は、新しい屋根材「エコグラーニ」を葺くための下地を作成していきます。軒先とケラバ部分にはモルタル製の面戸が付いています。瓦と屋根面の隙間を埋めるためのものですが、葺き替え工事には邪魔になるものなので切除作業を行います。
電動工具を使用してモルタル製面戸を切除していきます。このような作業も粉塵が多く出るので、事前のご近隣へのご案内はトラブル防止の観点からも重要になります。
高さ調整の木材を打設し、構造用針葉樹合板12ミリを使用して野地板重ね張りを行いました。
野地板を施工した後は、屋根防水の要の防水紙を敷設しました。屋根葺き替え工事では、一日の作業の中では絶対にここまでは終わらせればいけないので、まずは一安心です。突然の雨があっても雨漏りは起こさないです。
屋根葺き替えの下地工事の後は、いよいよ新規屋根材の敷設作業が始まります。使用する屋根材はディーズルーフィングのエコグラーニを使用します。ジンカリウム鋼板の表面に自然石粒を貼り付けた屋根材です。ユニック車を使用して屋根に荷揚げいたしました。
軒先唐草やケラバ水切りといった板金の設置を行います。ディーズルーフィングの屋根材には自然石粒を貼りつけた屋根材と同質の板金役物もありますが、今回の工事では、GL鋼板でできた板金役物を使用した工事を行います。
エコグラーニを屋根に敷設していきます。他の屋根材同様、軒先の唐草にひっかけるように設置しビスを使用して野地板に固定していきます。屋根材1枚に対してビスは三か所打つのがメーカー指定の工法です。この屋根材エコグラーニ1枚の重さは3キログラムと非常に軽量になっています。
基本が切妻形状の屋根の為、エコグラーニでの屋根葺き替え工事も停滞することなく順調に進んでいきます。エコグラーニ屋根材の裏側はリブ状になっており、この空間が空気層となって表面の石粒と合わせて断熱効果、遮音効果を発揮しています。
棟の施工を残すのみとなったエコグラーニを使用した屋根葺き替え工事です。エコグラーニは4色のラインナップがあります。今回使用しているのはカフェ色です。線路の軌道に近い立地ということもありこの色を選びました。屋根材表面の摩擦係数が自然石粒によって高いため雪止め金具は使用しておりません。この辺りも他の金属屋根材との違いです。
入母屋部分の壁との取り合い板金の施工と棟板金の取付を行って作業は終了となります。
棟板金の取付も終わり、工事は終了です。瓦屋根よりはスッキリとしたイメージなりましたが、エコグラーニ特有の凹凸があるので、単調な金属屋根よりも見栄えがします。
入母屋部分もうまく収めることが出来ました。エコグラーニは他の金属屋根材と比較してもメーカー保証が30年と長期です。安心してお過ごしいただけると思います。
ベランダにある波板屋根も経年劣化していたので足場のあるタイミングで交換いたしました。外してみてわかったのですが波板屋根の雨樋が完全に詰まっておりました。交換して正解でした。
霧除け屋根にも鳩が良くとまるとのことで、鳥よけを設置してみました。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。【工事前】
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