
HOME > 施工事例 > 江戸川区北小岩にて強風で棟板金が飛散、交換工事、火災保険の適.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
スレート屋根の場合、屋根の頂部にはスレート屋根材等でカバーすることができません。そこで金属板でできている棟板金を使用し雨水の浸入を防ぎます。棟板金は釘で固定しているので、新築時にはしっかりと固定されていても、長年の風で板金が徐々に揺さぶられ、そのたびに釘が徐々に抜けていき、固定が甘くなっていきます。そこに強風が吹きつけて一気に板金を飛散させてしまうのです。だいたい築10年をすぎたあたりで一度、棟板金の点検を行うと安心でしょう。
飛散せず残った棟板金もやや斜めにずれてしまってるようです。さらに見てみますと、接合部は変形し上にめくれているような個所もありました。
棟板金には非常に高い耐久性をもち錆びにくい性質のガルバリウム(GL)鋼板やステンレスなどが用いられます。しかし外れかかった状態のときに強風に煽られますと、いかに耐久性に優れていても飛散してしまうこともあるのです。やはり定期的なメンテナンスが大切といえます。
お客様のお住まいは今年で築18年目、しばらく屋根のメンテナンスは行ってこなかったとの事で、スレート屋根には全体的にカビや苔が繁殖していました。棟板金にも一部で錆が発生してすまっています。板金が外れてしまった個所は下地材を保護することもできないため、いつ漏水を起こしてしまうかわからない、非常にリスキーな状態といえます。
今回は強風が原因の為の破損との事ですので、火災保険を適用しての補修工事が可能です。この場合は加入している保険会社に速やかに連絡し、必要書類を送付、調査の後問題ないようでしたら補償の返答を頂けます。
飛散したものはもちろん、残った板金も変形してしまった板金は再利用できませんので全て取り外し、交換となります。
雨水などで黒く変色し傷んだ貫板も同様に撤去します。
木製貫板のかわりに樹脂製貫板を使用します。木材と違い軽量で腐食することがありません。また耐久性も高く折れたり変形したりしにくいという特徴があります。
樹脂製貫板の上に新たにガルバリウム鋼板の棟板金を取り付け、ステンレスビスで固定していきます。他の棟板金との継ぎ目にはシーリング材を充填し、雨水の浸入を防ぎます。
棟の取り合いには、他方から伸びてくる棟との角度を合せて板金を加工し、ピッタリと重なるように加工して敷いていきます。
これで工事は完了です。
今回は幸い、棟板金が飛散した後は好天に恵まれた事もあり、雨漏りが起きる前に棟板金交換を行うことができました。雨漏りを伴いますと補修工事の費用も跳ね上がってしまいます。やはり日頃の点検が大切です。
特に台風や地震発生後は目に見えない不具合も発生している可能性もあります。屋根や雨樋等、気になる事がありましたらお気軽にお声掛けください。点検・お見積りは無料にて承っておりますので、ご安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。江戸川区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
ベランダ・バルコニー屋根補修は外装と併せて【街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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