
HOME > 施工事例 > 西東京市ひばりが丘で苔・藻・カビが発生した化粧スレートを屋根.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
築13年ということで、スレート屋根は築年数なりに色褪せています。日が当たり難い面では藻や苔が発生していますが、このくらいの築年数であれば、よく見られるケースです。日当りがいいのか、棟板金もかなり色褪せています。
それよりも気になるのが屋根の下端、軒先にカビが発生していることです。このカビは枯れた藻や苔に生えたもので、白っぽかったり、グレーな色をしているのが特徴です。一旦、発生してしまうと、雨水の流れを堰き止めてしまいますし、そこに汚れが滞留しますから、どんどん増殖していきます。屋根材が重なり合っている隙間にできてしまうと、水分の排出を妨げてしまい、雨漏りの原因にもなるから厄介です。こちらは高圧洗浄で洗い流してしまいましょう。
足場を仮設し、近隣に水飛沫や塗料が飛散しないようにメッシュシートを巡らしてから、高圧洗浄を開始します。最大で1平方センチ当たり、150kgの水圧をかけることができますので、汚れを残すことなく吹き飛ばすことが可能です。藻や苔、カビなども根こそぎ落としていきます。
高圧洗浄後の屋根は汚れや劣化した塗膜が洗い流されるので、白っぽくなります。屋根の乾燥を待ってから、棟板金には下塗りとして錆止めとこれから塗る塗料の密着力を上げるはたらきを持った塗料を塗布します。
化粧スレートに下塗りとしてシーラーを塗布します。使った下塗り材は日本ペイントのベストシーラーです。化粧スレートは一般名称で、この屋根材は製品名として「コロニアル」や「カラーベスト」という呼ばれ方をすることもあります。そのためのシーラーなのでベストシーラーという製品名なのでしょう。
お施主様のご意向で「次回のメンテナンスまでの期間をできるだけ長く取りたい」ということなので、塗料はフッ素塗料を使用することになりました。12年超の耐用年数がありますので、次の屋根塗装はそれ以降ということになります。フッ素塗料で外壁塗装した場合、耐用年数は15~20年となりますが、屋根は太陽光や雨をダイレクトに受けるため、そこまで長く持ちません。短めになるということを覚えておきましょう。
クラックが入っていたスレートがあったので、補修します。クラックの奥までにシーリング材が入り込むように塗布します。これで欠けてしまうことはないでしょう。この後、この上から塗装をすれば、クラックが入っていた痕跡も全く分からなく入ります。
仕上げの上塗りが完了しました。今回、お施主様がお選びになった色はチョコレート色です。上のクラック補修時の画像と見比べてみてください。スレート表面のざらざら感が中塗り後と上塗り後では全く違うことが分かるのではないでしょうか。上塗り後の方がざらつきが少なくなっています。
スレート屋根への塗装が完了しました。今回はフッ素塗料を使用したので、これまでよりも藻や苔、カビなどが発生しにくくなりました。長期間、屋根の汚れを気にしなくて済むようになったのです。縦に大きくスリットが入っている化粧スレートですので、一般的な形状のものよりも水蒸気などが排出されやすく、毛細管現象もおきにくいのですが、より万全にするためにタスペーサーを使用した縁切りも行っています。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。屋根塗装が雨漏りを引き起こす!?スレート屋根の方は必見!【プロが解説!アメピタ!】
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