
HOME > 施工事例 > 川崎市麻生区で大型工場の屋根のベンチレーター(換気装置)を撤.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
4つもベンチレーター(換気装置)を備えている工場の屋根です。それにしても今日はいい天気でこんな日に高い屋根の上に仕事をできるなんて、最高ですね。4つもベンチレーターがあるということはよほどの熱源がある工場なのでしょうか。
大人の半身以上もある巨大な換気装置です。こちらはメンテナンスのため、簡単に分解ができるようなので、開けてみました。こちらはファンがない自然対流で熱気や湿気を放出するタイプのようです。下に停車されている車が見えます。こんなところから下の車を見るなんて、なかなか体験できません。熱源はない建物のようです。
こちらはダメージが大きいベンチレーターです。笠の部分が錆で朽ち掛けており、原型を留めていません。その根本には錆で穴が開いており、ここからは雨水で入り放題です。確実に雨漏りの原因となっている部分です。
ベンチレーターの円筒部分を支えている足の部分が腐食しています。ボロボロになって穴が開いています。こちらの換気装置は先程のものよりも高さは低いものの、成人の身長の半分程度の大きさがあります。
屋根の上にある換気装置への配電盤です。これでベンチレーターを開閉させて、熱気や湿気を排出しています。今回はこの配電盤で開閉させている3つのベンチレーターを全て撤去しますので、不要になります。撤去中の事故を防ぐためにも撤去します。
電線を切り、スイッチも撤去しました。漏電を防ぐために完全に絶縁もしています。これで完全に動作しない状態になりました。テスターで通電していないことも確認しいます。
大規模な工場で高さもあります。また、屋根の上から大きいなものも降ろすので、クレーンを持ってきました。本日は風もなく、安全に作業ができそうです。アームを伸ばして高さを合わせて、準備万端となりました。
まずはカマボコ型の笠がついたベンチレーターを撤去します。筒の下の台が接合部分ですので、ここから外します。シールを切って、固定しているビスを外します。この台の部分には錆がほぼ廻っておらず、安心しました。
外すことを前提に作っておらず、シールを行ってから設置後、全く動かすことがなかったので固着していました。ちょっと苦労しましたが、無事にはずすことができました。換気装置の中に棟の下地が見えるところが何とも不思議な感じがします。
室内からダイレクトに空が見えるようになりました。工場だけに高い天井です。外したベンチレーターは不安定な屋根の上に置いておいても危険ですので、すぐに地上へ下ろし、トラックへと積み込みます。
ベンチレータを撤去した後は大きな穴が開いています。こちらは換気口カバー工事で塞ぎます。まずは内側の角に防水テープを貼り、防水性を高めます。そして、開口部の四辺に樹脂の板を張り巡らし、密封性も高めます。開口部の外側に防水テープを巻き、その上に合板を重ねて蓋をします。
合板を防水紙で覆います。その上からガルバリウム鋼板でできた蓋を被せて固定します。これが換気口カバー工事です。これで雨水が浸入してきて、雨漏りすることはありません。
違う種類のベンチレーターです。こちらは上の部分が取り外せますので、取り外した後に換気口カバー工事をします。
こちらも合板を被せて、その上から防水紙を敷いて、ガルバリウム鋼板でできた蓋を被せて固定します。シールが打たれているところは打ち増しをして、浸水のリスクをできるだけ低下させます。
換気口カバー工法が完了しました。これで雨漏りすることもないでしょう。従業員の方々の「商品にいちいちブルーシートをかけて雨から保護する」という手間もなくなりました。快適になった工場内で快適にお仕事ができると思います。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
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【施工内容】
その他の工事
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