
HOME > 施工事例 > 国立市にて台風で落下してきて車を直撃した棟板金の交換工事
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
都内はどこも住宅密集地で、国立市もその例外ではありません。悲惨なことに長尺で使われていた棟板金が剥がれて落下してきたようです。剥がれた時に曲がったのか、落ちてきたときの衝撃なのか、ぐにゃりと変形しています。しかも、落下してくる途中、車に当たったらしく、フロントにはその引っ掻き傷がついています。こうなる前にメンテナンスをしていれば、二次災害は防げたでしょう。
棟板金が落下してくる原因は2つあると言われています。まず、棟板金を固定している釘が緩んでしまうこと、そして棟板金を固定している貫板が腐食し、固定が保持できなくなることです。こちらのスレート屋根、片側には貫板が残されており、もう片側には貫板が残されていませんでした。このように同時に発生するケースも珍しくありません。他の屋根に残された棟板金ですが、釘が抜けきっている部分がかなりありました。今後のことを考えて全ての棟板金を交換します。
この日は台風通過後で大忙しでした。予め用意していた養生用のシートも使い果たしてしまい、こちらのお客様邸へ戻れたのは薄暗くなってからでした。明日、雨の予報が出てたので急いで養生を済ませます。何とか雨も降らずに朝を迎えることができました。
まずは全ての棟板金を撤去します。そして貫板を設置し、その上に棟板金を固定していきます。こちらの屋根、よく見てみると、ちょっと珍しい形状をしています。片側は寄せ棟で、片側は切り妻です。
切り妻ととなっている部分の棟板金も交換します。ケラバの水切り金具との取り合いを気をつけて、しっかりと雨仕舞いを致します。こちら側はもともと被害が出ていなかった部分です。
棟板金交換工事が竣工しました。今回はたまたまご自宅の敷地内に落下し、その結果、車にヒットしてしまいました。これがお隣様の敷地で、何かを破壊してしまったら、目も当てられません。お家のメンテナンスはそういった二次災害による事故を防ぐためにも行わなければならないのです。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
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