
HOME > 施工事例 > 練馬区のアパートにて強風により外れた雨樋を火災保険で交換
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
ITS事業部:根本
ITS事業部:根本
【火災保険を利用した雨樋交換工事】
今回は練馬区に所有されております築26年の2階建てアパートです。破損してしまったのは2階部分の雨樋で落下してしまっていた箇所がありました。落下はしていないものの雨樋が歪んでしまっており外側に傾いている事が確認できます。元の形状から変形してしまう事で雨水が正常に流れず、破損個所の拡大やオーバーフローを起こしてしまいます。水を流しているだけだからと先送りにされる方もいらっしゃいますが、落水の音や泥はね等小さなストレスを抱え続けることになってしまいます。地上が土の場合は落水で穴を掘り、極端なケースでは建物が傾いてしまったという事例もあるようです。
火災保険は地震以外の自然災害による破損に適用しますし、1軒につき何回までといった上限がありませんので、不具合に気付いた時にしっかりと申請を行っていきましょう。被災後3年以内での申請が可能ですので焦る必要もないのかもしれませんが、時間が経過するにつれ「経年劣化」と判断されることもありますので、記憶が明瞭な内に対応をしていく必要があります。保険を使用したからといって保険料が上がることもありませんし、工事を行う為の足場仮設費用等も申請出来ますので、この機会に建物全体のメンテナンスを行うお客様も多数いらっしゃいます。但し破損箇所の原状回復をする為の補償ですので全交換を行いたい、屋根材の変更をしたいといった場合は差額分が自己負担となりますのでご注意ください。
今回は1面のみの破損でしたので1面へ足場仮設を行い、雨樋交換工事を行っていきたいと思います。
吊り金具と呼ばれる雨樋を上方から吊るように固定する金具も経年劣化によって錆が進行していました。錆は釘にまで進行しておりますので強風による衝撃でいくつか抜けてしまったのでしょう。雨樋補修時には金具も交換致しますので今回で問題解消が期待できます。台風等によって落下してしまった雨樋や棟板金があるかと思いますが、補修時にまとめて回収致しますので、飛ばないように安全な場所に保管をお願いいたします。
雨樋で肝心なのは集水器に向かって雨水を流す為の傾斜(勾配)です。屋根面積・降雨強度・集水器の数・軒竪樋の性能等に合わせて傾斜は異なりますが、基本的には1/300程度(長さ5mの場合は15㎜)の勾配が付いています。その高さを確認するためにあるのが水糸で、高さを確認しながら吊り金具を取り付けていきます。既存金具の取り付け位置は下地が傷んでいる可能性があり、固定が充分でない場合もありますので敢えて場所を変えて取り付けていきます。雨樋がなくなることで鼻隠しがメンテナンスしやすくなりますので、塗り替えや板金カバー等で腐食を防いでいきましょう。
取り付けた吊り金具に角樋をひっかけるように取り付けます。雨樋用ボンドの使用は最小限に抑え、強風による動きに追従できるようにしておきます。集水器も取り替えましたので、雨水が竪樋を通るように接続確認をし工事完了です。
【工事を終えて】
雨樋は多くのお住まいに取り付けられていて、お住まいの劣化を防ぐ為の大切な部材です。外壁よりも外側に取り付けられていて強風や積雪の影響を受けやすく破損しやすいので、定期的な点検を心がけましょう。街の屋根やさんでは工事の有無にかかわらずお住まいの無料点検を承っております。不具合がなければ一安心ですし、補修するべき箇所はご提案させて頂きます。火災保険の申請に関してもサポートさせて頂きますので、分からないことがありましたらお気軽にお申し付け下さい。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。【雨樋修理・交換】こんな場合は要注意!【プロが解説!街の屋根やさん】
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