
HOME > 施工事例 > 江戸川区|パミールの問題点を屋根カバー工事で解消
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
初めにお問合せをいただいたきっかけは飛び込み業者から言われたことが気になったというものでした。お客様はまったくご存じなかったそうですが、『K様邸の屋根ってパミールですよね』と言われたそうです。何のことかわからず、お断りされたそうです。何ヶ月かしてご近所のお家が屋根工事を開始しました。工事を始めたお家の屋根もパミールだったそうです。K様もご自身でパミールを調べたらネットにはたくさんの記事が出てきて不安になった、というのがきっかけでした。
雨漏りしているわけではないので、屋根に登り現状を確認してみます。屋根材の下部が白く変色していることがわかります。パミールは早期に層間剝離が起きてします屋根材として有名です。K様邸のパミールはまだ頑張っているほうかと思います。
屋根が全体的に変色しています。剥離が目立ったのは軒先でした。全周に剥離が起こっており放っておいたら全体的に剥離が進行します。ちなみにパミールは塗装が意味を成しません。塗装した下地から剥離を起こすわけですから下から剥がれてしまうわけです。今回は予算を考慮し、屋根カバー工法で対処することに致しました。
屋根の工事方法は屋根カバー工法と屋根葺き替え工事があります。今回屋根カバー工法を選択したのは廃材費が無い関係で費用を抑えられるという点です。また工期も短いです。デメリットとしては屋根の上に屋根を葺きますので重たくなります。耐震性に影響が出る程ではないのでご安心ください。
いざ工事に取り掛かります。最初の工程は屋根の上についている役物を撤去していきます。K様邸には雪止め金具も設置されておりましたのでこちらも撤去します。棟板金も合わせて撤去していきます。
全ての役物を撤去し終わったら粘着式の防水紙を貼っていきます。全面に貼り終えたら軒先に唐草を施工し、屋根材本体の施工に移っていきます。垂木を隅出しした位置にビスで固定していきます。
本体の施工が完了したら役物を設置します。屋根の頂点には棟板金を施工します。棟板金を固定する貫板という下地がありますが、木製の物と樹脂製の物があります。今回は樹脂製の物を使用致しました。樹脂製貫板は木製に比べ、劣化の進行が遅くビスの効きも良くなります。強度を上げることでより安心して過ごしいただけます。
施工前にも換気棟が取り付けてありましたので、今回も取り付けております。換気棟は屋根裏に溜まった湿気を外に逃がしてあげる役割を担います。湿気が溜まるとカビが発生します。また、熱を外に逃がす効果もあり、空気の循環効果もあります。今回の施工でパミールの問題点を解消でき、高耐久な屋根材や材料をしようすることで将来にかかるメンテナンス費用の軽減も実現できました。『これで安心して過ごせる』とK様にもお喜び頂けました。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
【工事完了後】
樹脂製貫板を使用しました。強度を上げることができます。
本体、役物全てビス止めしております。
本体、役物全てビス止めしております。
遮熱性鋼板と断熱材を組み合わせた屋根材です。美しい質感のある仕上がりが特徴です。
工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
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