ベランダへ上がり、近接での状態確認も行いました。
既存の波板はガラスネット入りの硬質塩ビ波板が使用されており、設置から年月が経っていたため紫外線による変色が進行。
さらに、製造時に含まれていた可塑剤が抜けてしまったことで柔軟性が失われ、わずかな衝撃でも割れやすい脆い状態になっていました。
このような経年劣化が進んでいたことで、今回の雹被害がより大きくなったと考えられます。
お話を伺ったところ、I様は火災保険にご加入されていたため、火災保険を活用した波板交換工事をご提案。
申請手続きを経て無事に承認されたことから、工事をお任せいただく運びとなりました。
火災保険は火事だけでなく、台風や雹・強風などの自然災害による住宅の損害にも適用されます。
原状回復に必要な費用を保険会社が負担できるため、工事と併せて申請を行うことで自己負担額を大幅に抑えられる可能性があるのが大きなメリットです。

































































































































































































































































