
HOME > ブログ > 稲城市押立にて屋根の点検、スレートが割れて雨漏りが生じており.....
更新日:2023年10月11日
稲城市押立に物件を所有されているオーナー様よりお問い合わせいただき現地調査にお伺いしてまいりました。
お問い合わせのきっかけは共用部廊下で雨漏りが生じるとのことでした。軒天に雨染みができており、下には割れてしまったスレートが落下しておりました。
スレートの主成分はセメントで厚みが5mm程度になりますので大きなかけらが落ちてくると大変危険です。少しでもかけらが落ちているようでしたら早めの確認をしましょう。
それでは屋根に登っての調査です。屋根に梯子をかけて登ってみると、思った通りスレートがバキバキに割れてしまっておりました。築年数をお聞きすると30年程とのことでした。
屋根は2つの防水機構によって雨からお家を守っております。まず1次防水と言われる屋根材です。
今回で言うところのスレートですね。これらは直接的な雨風からお家を守ってくれております。しかし屋根の上の環境は非常に過酷ではありますので絶えずメンテナンスを行う必要があります。
続いては2次防水の防水紙(ルーフィング)です。防水紙は屋根の施工を行う際には必ず必要になるもので、下地である野地板の上に葺かれます。
防水紙の寿命はおおよそ20~25年程度と言われております。先ほどの防水紙とは異なり直接的な雨風からお家を守っているわけではありませんが、雨からお家を守る最終防衛ラインになりますのでここに劣化や不具合があると雨漏りに直結してしまいます。
築年数を考慮してメンテナンスを必要がありますので心配な方はお問い合わせください。
お客様にお話をお伺いすると数年前に塗装を行ったとのことでした。塗装をしたことは明らかではありましたが、劣化具合的に10年ぐらい前かなと思っていたのでびっくりでした。
表面の色褪せやチョーキングも出ており数年前とはいえあまりにも早いのではないかと思いました。
詳しくお話お伺いすると、屋根の塗装工事のみで150万円ほどかかったそうです。足場を入れたとしても結構な金額になるので余計に残念な気持ちになります。
棟板金の交換なども行っていなかったので釘抜けなどの症状も起きており、塗装の点一つとっても縁切り作業の甘さなどが目立つ現場になっておりました。
塗装を行う際は乾燥期間や使用材料などが非常に重要になりますのでしっかりと確認いたしましょう。
今回は雨漏りが発生している面の葺き替え工事のご提案をさせていただきました。屋根材の荷下ろしなどがありますのでどうしても足場の架設が必要になります。
屋根の葺き替え工事は税込み1,097,800円(切妻屋根60㎡のスレートからスレートへの葺き替え工事の場合)から承っております。既存の屋根材のアスベストの有無や使用する屋根材、防水紙のグレードによって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年10月11日時点での費用となります。【新シリーズ:施工事例を紹介!】雹(ひょう)の被害を受けたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事!【施工事例を紹介!街の屋根やさん】
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