
HOME > ブログ > 夏の日差しに要注意。スレート屋根へのダメージと室温上昇を「遮.....
更新日:2023年02月21日
屋根はお住まいの最も高い位置に設置され、太陽や雨風の影響からお住まいを守ってくれています。その分屋根は日差しの影響を強く受けやすく、紫外線や熱などによって日々劣化が進んでいきます。
また夏場の日差しはあまりに強く、屋根の表面温度を熱して室内温度を上昇させるということも悩める要素の一つです。
そこでこのページでは実際に遮熱塗料での屋根塗装をご依頼いただいた際の様子をご紹介しつつ、遮熱塗料の効果などをご紹介させていただきます。夏場の暑さにお困りの方やスレート屋根への塗装メンテナンスをご検討中の方はぜひご参考ください。
屋根塗装に使用される塗料には、屋根表面を覆い紫外線や雨風の影響を緩和するという効果があります。スレート屋根はセメントを使用して製造されるため吸水性が高く、雨水を吸い込むとひび割れや欠け、苔の繁殖などを招くようになります。
屋根塗装をすることで屋根の防水性が向上し、雨水を吸い込みにくくなるためこれらの劣化を予防することが可能です。スレート屋根を長く維持するために定期的に塗装メンテナンスをしていきましょう。
遮熱塗料には太陽熱を反射し、屋根温度の上昇を防ぐ効果があるため遮熱塗装をすることで室内の快適性が向上します。熱源となるのは太陽光の赤外線なのですが、遮熱塗料はこの赤外線を効率よく反射することができるのです。
室内温度が低下することで夏場のエアコンの電気代が抑えられ、毎月の光熱費の節約にも繋がりますよ。
ここからは実際にスレート屋根へ屋根塗装をさせていただいた際の工事の様子をご紹介します。屋根が色褪せてきており、塗料による保護機能が低下している状態です。
こちらのスレートは廃盤になったスレートでしたが、屋根材の損傷も軽度だったため問題なく屋根塗装することができます。塗装の前にまずは高圧洗浄をおこない、屋根の汚れを落としていきましょう。
次のページで詳しくご紹介させていただきますが、使用させていただく塗料は日本ペイントのサーモアイシリーズです。毎年夏場になると2階のお部屋が暑くなってしまい困っているということでしたので、今回遮熱塗料による屋根塗装をご提案させていただきました。
屋根塗装では下塗りと仕上げ塗装2回の、計3回の重ね塗りによって塗膜を形成していきます。塗料の耐久性、遮熱機能を最大限発揮するためにも重ね塗りは欠かせません。
高圧洗浄の水分が乾燥したらサーモアイシーラーという下塗り塗料で下塗りをしていきます。
続いて1回目の仕上げ塗装をしていきます。スレート屋根に塗装をする際には縁切りという、スレート材とスレート材の隙間が埋まらないよう処置をする作業が必要です。隙間を塗料で埋めてしまうと内部に入り込んだ水分が逃げ場を失い、雨漏りの原因になってしまいます。
ただ、前回の業者はこの縁切りをせずに塗装をしてしまったようでした。そのため、今回はエアーガン塗装を使用し継ぎ目の塗料が薄くなるよう塗装をしていきます。手間はかかってしまいますが、少しでも雨漏りのリスクを減らすためにこのような方法を選択させていただきました。
最後に2回目の仕上げ塗装をして、遮熱塗料によるスレート屋根塗装工事は完了です。遮熱塗料を使用したことで今後は屋根の温度上昇が抑えられ、お客様がお悩みだった夏場の2階のお部屋も過ごしやすくなります。さらに色褪せていた屋根も綺麗になり、塗膜の保護によって屋根の耐久性も高まりました。夏場の暑さにお困りの方は、遮熱塗料による屋根塗装をぜひご検討ください!
最後に、次のページで今回使用させていただいた遮熱塗料、サーモアイシリーズの性能とメリットについてご紹介させていただきます!
記事内に記載されている金額は2023年02月21日時点での費用となります。断熱塗料の効果とは?遮熱塗料の違いも解説!【街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
遮熱塗料
【施工内容】
屋根塗装、遮熱塗料
【施工内容】
屋根塗装、遮熱塗料