中野区丸山でアスベスト含有のスレート屋根を調査。屋根カバー工事で撤去費を節約します
更新日:2022年07月25日
中野区丸山で、自宅の屋根の状態を確認してほしいとご依頼をいただきました。築年数は30年になるということで、劣化が酷い場合は強風時に屋根材飛散などが起こるのではないかと不安だとお気持ちをお話いただきました。特に強風を伴った横殴りの雨が降った際にはきっとご心配な思いをされているのではないかと思います。最適な対応を行うため、まずは調査を行い状態を確認していきましょう。
アスベストが含まれたスレート屋根材の特徴とは
お住まいに使用されていた屋根材はアスベスト含有のスレートでした。現在は製造が禁止されているアスベスト含有のスレート屋根ですが、築30年以上であるということでアスベストが含まれているニューコロニアルが使われています。
アスベストは健康被害の観点から製造が中止されておりますが、強度という点では非常に優れた性質を持っています。お客様のお住まいでも塗膜の劣化こそあるものの、築30年であるにも関わらず屋根材自体の劣化は激しくありませんでした。
スレートの塗膜が劣化していました
こちらは屋根に上り、調査をさせていただいている際の様子です。色褪せが起こり、ところどころで黒ずんでいるような箇所が見られます。また、チョーキング現象も発生しており大変滑りやすい状態となっていました。チョーキング現象は塗装がされた外壁でも見られる現象で、発生している場合は指で表面を触ると白い粉のようなものが付着します。この白い粉は塗膜が劣化することによって発生するため、もしご自宅でこのような現象が見られたら要注意です。被害が進行してしまう前に、是非塗装メンテナンスをご検討くださいね。
ヒビや欠けも見られます
屋根材にはヒビや欠けが発生している箇所がありました。築30年であることを考慮するとこの劣化は軽度であると言えますが、屋根材の劣化であることは間違いありません。また屋根材の下には防水紙という、建物内部へ雨水が侵入しないよう防いでいるシートが敷き詰められています。この防水紙は25~30年ほどで耐用年数の限界を迎えるため、屋根材全体の改修工事が必要です。
屋根カバー工事をご提案
お客様に調査内容をご報告し、屋根カバー工事をご提案させていただきました。屋根カバー工事は既存の屋根材をそのまま使用し、上から新しい防水紙と屋根材を敷設する工法です。築30年にもなると屋根葺き替え工事も視野に入りますが、葺き替え工事では既存の屋根材を撤去する必要があります。そのため撤去費用が高額なアスベストに屋根葺き替え工事を行った場合は余計に工事費用が嵩んでしまうのです。
屋根カバー工事であれば既存の屋根材をそのまま使用するため撤去費用がかからず、費用を抑えて工事を行うことが可能です。ただ、屋根を2重にするという特性上、屋根の重量が大きくなり耐震性に問題が生じますので、金属屋根など軽量な屋根材を使用するようにしましょう。
私たち、街の屋根やさんでは屋根カバー工事を税込み767,800円から承っております。現地調査も無料で実施させていただきますので、お住まいのことでお悩みの際はお気軽にご相談ください。新型コロナウイルス対策として、マスクの着用や体温管理の徹底にも引き続き取り組んでまいります。
記事内に記載されている金額は2022年07月25日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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中野区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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