昭島市つつじヶ丘にて屋根の点検、ノンアスベストスレートの塗装はあまりお勧めできません

更新日：2022年03月31日

グリシェイドNEOが使用されておりました

　昭島市つつじヶ丘にお住いのお客様より屋根のメンテナンスをご検討中とのことでお問合せいただきまして調査に行ってまいりました。

　お客様にお話をお伺いすると、7年前に塗装をされたとのことでしたが最近になって屋根材が欠けていることに気が付かれたとのことでお問い合わせいただいたとのことでした。

　既存の屋根材はグリシェイドNEOという屋根材でノンアスベストのスレートでした。2000年初期に製造されたノンアスベストスレートの一つで有名なところではコロニアルNEOというものと同じものです。

　屋根に登らせていただいて確認すると、ひび割れ等の症状が多数生じているような状態でした。こういった症状は塗装では止められません。ですので2000年初期のノンアスベストスレートは塗装のメンテナンスをオススメしておりません。

　下屋根もあったのですが、その部分にはひび割れ等の症状はあまり出ておりませんでした。大屋根は夏場で表面温度が50℃近くになりますし、雨風に曝されております。しっかりとメンテナンスを行わなければ劣化が進んでしまい、写真のように反りが生じている部分がありました。

塗装の際にはケレン作業をしっかりと行いましょう

　棟板金の塗膜が浮いてバリバリと剥がれが生じておりました。おそらくですが、ケレン作業を怠ったのではないかと思われます。ケレン作業とはさび落としの作業なのですが、粗目のサンドペーパーであえて傷をつけることにより塗料の吸着を助けるという働きもいたします。

　塗装工事を行う場合には、こういった下処理が大事だという事を再認識いたしました。

　今回は屋根の葺き替え工事のご提案をさせていただきました。スレートからスレートへの葺き替え工事は税込み8,800円/㎡から承っております。屋根の形状や使用する材料によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。

　私達、街の屋根やさんでは新型コロナウイルス感染防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとありましたら安心してご相談ください。

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