
HOME > ブログ > 杉並区桃井で築40年の漆喰の剥がれた瓦屋根の点検
更新日:2022年2月14日
杉並区桃井のお客様より「瓦屋根の漆喰が剥がれているようだから補修を検討したい」とのご相談を受けて、無料点検にお伺いしました。
お住まいは築40年の瓦屋根。数か月前に瓦屋根が剥がれてしまったということで、業者に直してもらったそうです。瓦自体は比較的しっかりとしていますが、漆喰はだいぶ劣化が進んでいるようです。
漆喰の様子です。だいぶ剥がれてボロボロになっていました。漆喰は棟瓦の土台になっている土を雨から守るために必要な部分で、漆喰が剥がれてしまうと雨によって土が削られてしまい、下からの支えが無くなるので棟瓦が崩れてしまいます。
剥がれた漆喰から内部の葺き土が流れてしまっている部分がありました。漆喰が剥がれたなど被害が軽微な状態ですと「漆喰詰め直し工事」を行えますが、内部の葺き土を含む棟瓦の構造を崩してしまうような被害があった場合は「棟瓦取り直し工事」が必要となります。
漆喰補修には主にシルガード(南蛮漆喰)を使用します。シルガードは漆喰にシリコンや防水材を加えたもので、吸水率も低いのが特徴です。凍害などにも強く、練られた状態で販売されているので、現場で練ることなく使えます。シルガードは棟瓦の土台に使われている葺き土と漆喰の両方の役割を兼ね備えているものなので、最近ではこちらを使用する施工が増えています。
瓦屋根を維持していく上で、漆喰は重要な役割があります。漆喰のメンテナンスだけでなく瓦屋根には定期的なメンテナンスが必要です。しかしご自身で屋根に上って点検されるのは大変危険ですので、お住まいの屋根の様子を把握したい方は、是非私たち街の屋根やさんのような業者にご依頼ください。
また現在、新型コロナウイルス対策として点検・工事等でお伺いする際は、マスクの着用・アルコール消毒・ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様の安心・安全に配慮しております。もしご対面でのお打ち合わせに不安を感じるようでしたら「zoom」によるお打ち合わせも承っております。ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
記事内に記載されている金額は2022年02月14日時点での費用となります。街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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