
HOME > ブログ > 調布市飛田給にて苔が生えて劣化した雨樋交換のご相談
更新日:2021年12月06日
調布市飛田給にて「雨樋を一度みてもらいたい」とのご相談を受けてお伺いしました。お客様のお宅は築31年で、何かの拍子に雨樋をご覧になった際に、あまりに汚れているので気になってお電話いただいたそうです。
今回は、雨樋のご相談だけでなく屋根の状況も知りたいとのご要望を受けました。数年前に屋根塗装を行ったそうですが、スレート表面は雨染み・苔・塗膜の剥がれなどが見られスレートの撥水効果が切れている状態です。
お客様が気になっていた雨樋は、画像から見えるように水を通る部分に雨染み・苔の発生が見られます。雨樋は集水器と呼ばれる雨水を集めて縦樋に流すパーツがあり、その部分に最もゴミ詰まりが起こっている場合が多いですが、今回はそれらの不具合も見られず、きちんと雨樋は機能しているようでした。
全体的には若干の歪みも見られます。雨樋は、雨水のスムーズな誘導のために初めから少し傾いてつけられています。経年による変形などでその傾きがおかしくなってしまうと、雨樋に水が滞留してたまってしまうので、雨樋の傷みが早くなってしまいます。雨樋の傾斜にはしっかりとした基準があるので、そういった場合はお客様ご自身で修復しようとせずに、業者に相談しましょう。
そもそも雨樋は屋根に流れる雨水を適切に下水や地上に誘導する設備です。もしこれが機能せずにいると、屋根から流れた雨水が直接外壁に流れていくことになり、外壁の劣化に繋がってしまいます。また、屋根からの水を雨樋が受け止めずに地面に直接落ちることで、地面の破壊や溝などを生じさせてしまいます。そういった意味で雨樋は非常に重要な役割をもつ設備なのです。
今回は大きな劣化も見られなかったので雨樋の交換は行わずにスレート屋根のカバー工事のご提案をさせていただきました。一般的に雨樋の寿命は20~25年と言われています。雨樋に穴・割れ・ヒビ・歪みなどが見られた場合は交換工事を検討しましょう。私たち街の屋根やさんではこういった雨樋の点検もさせていただいております。屋根の点検時には必ず目にする部分なので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
また現在、新型コロナウイルス対策として点検・工事等でお伺いする際は、マスクの着用・アルコール消毒・ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様の安心・安全に配慮しております。もしご対面でのお打ち合わせに不安を感じるようでしたら「zoom」によるお打ち合わせも承っております。ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
記事内に記載されている金額は2021年12月06日時点での費用となります。【雨樋修理・交換】こんな場合は要注意!【プロが解説!街の屋根やさん】
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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