
HOME > ブログ > 練馬区上石神井で落下した軒天補修、足場が必要です
更新日:2021年09月25日
練馬区上石神井のお客様宅で発生した軒天落下の点検に伺い、火災保険を適用した軒天補修工事を行いました。火災保険は「原状回復」が目的のため、基本的に被害部分に対して保険が承認されます。今回修繕を行ったお客様宅では、落下した軒天部分の原状回復に必要な費用が適用されました。軒天全てを改修する場合は、自費負担も必要になります。
軒天は「軒天井(のきてんじょう)」や「軒裏天井(のきうらてんじょう)」とも呼ばれており、 下から屋根を見上げたときに見える部分です。 塗装工事の際は、屋根塗装・外壁塗装・「付帯部塗装(ふたいぶ)」というように区分されており、軒天は「付帯部」という部分になります。軒天の状態を確認し、足場を有効活用して、別位置の軒天で同様の被害が起こらないよう、2階部分の軒天を改修することとなりました。
シーリング(コーキング)を剥がして既存のボードを外していきます。下地の状態を確認したところ、垂木などの腐食は見られなかったため、下地部分はそのまま使用し軒天材を張り替えました。軒天ボードで主流なのが「ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)」という軒天材です。ケイカル板は耐久性や耐火性、耐水性に優れています。ケイカル板を使用した場合は、必ず塗装による塗膜保護が必要です。今回使用した軒天ボードはニチハの軒天材(パルプ繊維混入セメント板)を使用します。あらかじめ「アクリルエマルション塗装」されている「シェルホワイト」を使用しました。
外壁と軒天の取り合い部分にシーリング打ちをします。使用したシーリング材は「変成シリコン」のシーリング材です。マスキングテープで準備が出来たら「プライマー」を塗布していきます。プライマーは、下地部分とシーリング材の密着性を高めるものです。シーリングの種類ごとに専用のプライマーを使用します。無孔板だけでなく、表面に穴がたくさん開いている有孔板(写真)を使用することで、屋根裏に溜まる湿気を排出させ内部結露を防ぐ効果が期待できます。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策として、点検等でお伺いする際は、手指の消毒をはじめ、マスクの着用・ソーシャルディスタンスを守り安全に配慮しております。
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