
HOME > ブログ > 三鷹市仲原で松下電工の廃盤屋根材「ニューフルベスト24」の屋.....
更新日:2021年05月13日
三鷹市仲町にお住まいのお客様より、屋根・外壁の無料点検のお問合せをいただき、現場を確認してまいりました。パナホームで建てられたというお住まいの屋根に登らせていただくと、「ニューフルベスト24」という屋根材で葺かれている屋根でした。パナソニックが社名を変える前の松下電工時代に造られていた屋根材で、製造年は昭和62年(1987年)から平成11年(1999年)までの間となります。一般的な屋根材は幅が約90cmなのですが、ニューフルベスト24は60cmとなっており今では珍しいサイズの屋根です。現在では廃盤品となっているため、同じものは手に入らないものとなります。
ニューフルベスト24はアスベスト含有の屋根材となります。アスベストと聞くと健康被害のイメージが強いですが、アスベストの健康被害は粉砕して飛散したアスベストを吸い込むことで影響が出ます。そのため、屋根に使われているだけであれば心配はございません。アスベストにはメリットもあり、建材をとても丈夫に造ることができる素材です。そのため、アスベスト入りの屋根材は丈夫で長持ちで、ひび割れなどの劣化が起きにくい特徴があります。
アスベストが入っているため、築年数は30年でも屋根事態の劣化はほとんど問題ない状態でした。以前塗装工事をされたことがあるようですが、塗装は劣化していて薄っすらとムラが発生していました。塗装が劣化しているならば塗装のメンテナンスがオススメという考えもありますが、築年数が30年という点にも注目です。屋根材の下には防水紙と呼ばれる防水用のシートがあり、そのシートが雨の侵入を防いでいるという構造になっています。この防水紙の寿命が約30年であり、屋根を塗装しても防水紙のメンテナンスはできません。そのため、築年数によっては塗装ではなくカバー工事や葺き替え工事といった全体的なメンテナンスをオススメさせていただく場合もございます。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底的に実施しております。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
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