
HOME > ブログ > 府中市西原町で台風の強風で飛ばされた屋根の棟板金を火災保険で.....
更新日:2021年05月13日
府中市西原町で屋根の調査をおこないました。9月8日の深夜に関東地方に上陸した台風15号の強風による被害を受けた建物です。一番ひどい時間帯に屋根の上で大きな音がしたそうです。朝になって見てみると結構離れた所に金属の板が落ちていたそうです。この板は棟板金といい、スレート屋根の面と面がぶつかる所に被せてあります。今回の台風15号の被害で一番多いのが棟板金が飛ばされた事で、築年数が経過した建物に被害が多く出ていました。
飛んでしまった棟板金が回収してありました。棟板金が今回の様に被害を受ける理由は、板金自体ではなく下地の木にあります。飛ばされた棟板金はぱっと見再利用できそうですが、曲がったり切れたりしているので再利用出来ません。
棟板金は、スレートの上に打ち付けた貫板の上に被せてから横から釘で固定してあります。新しい内は良いのですが、経年によって木が濡れて腐食してしまい、棟板金を固定している釘が全く効かなくなってしまいます。新しく下地から交換したとしても、台風の様な瞬間最大風速が早い風の場合は飛ばされてしまう事もあります。
下地の貫板は雨水が回ったり湿気によって腐食してしまう事があります。木も痩せていくので棟板金を固定している釘が緩んで抜けてしまいます。釘で固定していますので釘が抜ければ風によって簡単に飛ばされてしまいます。飛ばされた棟板金は再利用が出来ませんし、下地の貫板も新しく交換する必要があります。府中市前原町で調査したスレート屋根は、台風15号によって被害を受けていますので、火災保険の風災を適用して棟板金交換工事をおこなって直す事になりました。元に戻すためにかかる工事費用を保険会社が負担してくれますので、保険会社や保険の契約内容によっては自己負担が全く無く直す事が可能です。被害を受ける前に対策をしておくことが大切ですが、実際に被害を受けた場合は、一度ご加入の保険内容を確認する事をお薦めします。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。【棟板金】釘浮き・錆 雨漏りを防ぐ棟板金チェックポイント【プロが解説!アメピタ!】
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