
HOME > ブログ > 品川区西品川にて強風で外れた棟板金を交換、原因は雨水による貫.....
更新日:2019年5月8日
本日は品川区西品川のお宅で棟板金の交換作業です。
台風の強風にあおられ、翌日、屋根の上で棟板金が外れているのを目撃した家主さん。落ちて大惨事になる前に至急での対応をご希望で、当店にご連絡いただきました。
先日の台風の影響で、同様に棟板金が破損しているお宅からのお問い合わせを多数いただきました。それだけ風の勢いが強かったとも言えますが、棟板金が外れる原因には、他の要素も大きく影響しています。作業のご報告とあわせ、その理由をお知らせしたいと思います。
外れていたのは隅棟の一部です。
棟板金を外してみると、貫板がかなり劣化、一部は腐食し変色している状態です。固定しているはずの釘も錆びて、ところどころ浮いていました。棟板金が外れてしまうのも仕方のない状況で、落下などの二次災害とならなかったのが幸いでした。
設置時には棟板金が飛ばされないよう、釘で堅く固定されていますが、この釘が様々な原因で浮いてしまうことが影響しています。
例えば日中、夜間での気温差により金属の収縮が起こります。その結果として、貫板に打ち付けられた釘が浮いてしまうこともあります。
釘自体が錆びてしまい、固定力が弱まることで浮くこともあれば、屋根の上にありますので強風によって浮いてしまうこともあります。
そうして浮いた穴から雨水などが浸入し、中の貫板が腐ってしまうと大問題です。もろくなった部分から釘が外れてしまう悪循環に陥り、強風に煽られる形で棟板金が外れる、飛んでしまうという状況になってしまうのです。
まずは古くなった貫板(芯木)を取り外し、新たな貫板を設置、丁寧に固定します。
続いて新たな棟板金を設置し、固定していきます。
今回は外れた棟板金の交換ですので、既存の板金との色の差を無くすため、最後に塗装をして終了です。
家主さんは開口一番、まずはほっとしました、と安心されていました。
棟板金の交換の目安は10~15年と言われています。板金自体の耐久性は10~15年以上ですが、釘や貫板(芯木)の寿命は同じとは言えず、早めのメンテナンスが必要です。
棟板金の腐食から屋根の内部へ雨漏りしますと、家屋自体を傷めてしまい、大規模な修繕が必要になってしまいます。
現在では貫板をプラスチック製にするなど、耐久性を考慮したものもあります。
気になることがありましたら、まずはご連絡・ご相談。当店ではいつでも対応いたします!
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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