
HOME > ブログ > 足立区谷在家で屋根点検に伺うと屋根材にパミールを使用してまし.....
更新日:2023年02月16日
施主様より「ウチの庭に屋根の破片らしき物が落ちていて、心配だから一度見て欲しい」との連絡を受けました。場所は足立区谷在家。お話をお聴きすると築8年との事で、施主様曰く「未だ10年経っていないから、屋根塗装工事とかは全く考えていなかった」との事でした。先ずは一度無料点検と言う事で、早速現地に向かい状況確認に伺いました。
御覧の通り屋根材はこれまでのスレートと全く同じですが、各スレートの一番下の部分にシミの様な変色が出始めています。この症状は【パミール】特有の症状です!パミールは大手建材メーカーの「ニチハ」で発売された屋根材で、従来のスレート材とは異なり、アスベストが入っていない素材になります。ロール方式で作られた物で、発売当初はアスベストが無い分健康的にも好まれ、尚且つロール方式での生産工程が、従来よりも生産費用を安く抑えられ、コストダウンにも繋がって一世を風靡したのです。
しかし年月が経ってくると、パミールを使用したお宅から「屋根から欠片が落ちてくる」、或いは「屋根がめくれてしまっている」、更に「屋根材が崩れてきている」と言った問い合わせが多発するようになります。よくよく調べてみるとアスベストが無い分強度が弱く、且つロール工程で作られた事から、裁断した先端部分がその名残で、雨水と陽射しの繰り返しにより、徐々に丸みを帯びて、「めくれ」と言う変形に繋がってしまったという訳です。
要はめくれてしまう屋根材!それがパミールなのです!こうなるとお手入れ方法としては、重ね葺きと呼ばれる屋根カバー工事になります。決して塗装工事をしてはなりません!どんなに優れた良い塗料を塗っても、下地からめくれているので意味のない工事になってしまいます!更に注意が必要なのは、あまり放置し過ぎてしまうと、スレート下の防水紙、野地板を損傷させる可能性があり、そうなるとカバー工事では済まず、屋根葺き替え工事が必要になります!先ずは点検が大事です!屋根は普段見えないところですので、今の状態をしっかりと把握する事が非常に重要なのです!
記事内に記載されている金額は2023年02月16日時点での費用となります。工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
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