調布市菊野台で調査した鉄製後付けバルコニーは、脚が曲がっていて下屋が潰れそうでした

更新日：2021年05月13日

築年数が３０年から４０年ほど経過している住宅では、１階の屋根の上に後付けバルコニーが載っているのをよく見かけます。昔に流行っていたそうですが、メンテナンスをしていないとその後付けバルコニーも劣化していきます。特に鉄製の後付けバルコニーですと、１度錆びさせてしまったら塗装してもすぐ剥がれてしまい、メンテナンスも難しくなり朽ち果てるのを待つしかない状況に陥ることもございます。調布市菊野台にお住いのＧ様は、２階の屋根に関する調査のご依頼によりお伺いいたしましたが、１階の屋根に載せられた後付けバルコニーの状態も気になっていたそうで、「一緒に見てほしい」とのご要望がございました。

【鉄製のものは基本的に錆びる前にメンテナンス】

調布市菊野台Ｇ様のお宅は築３４年が経過した建物です。鉄製の後付けバルコニーが１階の屋根（下屋）の上に載っており、その後付けバルコニーが錆びていることをＧ様はご心配になっておられたそうです。下屋に上がり後付けバルコニーを見させていただきましたが、鉄がかなり錆びてしまっており、床に張られた木材も傷んでおりました。ここまで錆が出てしまうと、塗装をしてもすぐに剥がれてしまうほどの状態になっております。

【下にある１階の屋根（下屋）にも影響が出てます】

また、後付けバルコニーを支える脚が片方折れていることに気が付きました。このまま人が載り続けると、下屋にかかる荷重が１点に集中してしまうため、下屋が潰れてしまう可能性も出てきます。このままこの後付けバルコニーを使用し続けるのはとても危険です。新しい後付けバルコニーに替えたほうが良いでしょう。もしくは後付けバルコニーそのものを無くしてしまうかです。鉄製のものは基本的に錆びる前にメンテナンスを行っていくべきです。多少の錆なら問題はございませんが、１度錆びた部分は元のように綺麗には戻りません。街の屋根やさんでは、屋根に関することは勿論のこと、屋根に絡んでいる箇所や部材にも対応しております。お住いのことでご不安やご心配がございましたら街の屋根やさんにお任せ下さい。

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