
HOME > ブログ > 墨田区で屋根葺き替え工事、屋根の上には約4トンの重さが載って.....
更新日:2021年05月13日
墨田区のお客様の瓦屋根からガルバ鋼板ヒランビーへの葺き替え工事が始まりました。風もほとんどなく穏やかな日となり瓦降しにはまずまずの天気でした。瓦降しは雨はもちろん工事できませんが、あまりに風が強すぎても延期する場合があります。それは「埃」の問題があるからです。瓦屋根はご存じの通り、棟の内部に土が入っています。そのほかにも瓦の下に長年にわたって積もった埃がいっぱい詰まっています。強風ではいくら養生をしても近隣への広範囲の飛散を防ぐことは難しいからです。屋根の大きさにもよりますが、この棟廻りに関わる土や漆喰の重さだけでも相当の重量があります。墨田区のお客様の屋根は約80㎡ほどですが、試算によるとなんと約四トンもの重さの瓦や土類が載っている計算となりました。すごいですね。
産業廃棄物となる瓦は専用の車両を使用して廃棄場に直行となります。現場に横づけさせていただいての瓦降し作業開始です。トラックのアオリもかなりの高さがありますが、更にコンパネで高さを増して養生ネットを被せます。これは屋根から瓦を投げるのですが、車に跳ね返って道路側に飛散するのを防ぐためです。
積載車の準備を行いながら屋根の上では瓦の取り外し作業が行われています。車のある方へ瓦をまとめていきます。
ここからはバケツリレーならぬ瓦リレーが始まります。本日は私を含め8人での作業です。この時期は日暮れも早く作業時間が必然的に短いので防水紙を張り終えるところまでは一気に行わないといけません。人海戦術で早急な作業が求められます。屋根の奥からリレーのバトン渡しの様に一番車に近い職人にまで渡ったらそこからは積載車に投げ込みます。最初は若干音が響きますがある程度溜まってくると気になるほどの音は出なくなります。
徐々に瓦も片付いてきました。こう見ても瓦以外の土類がかなりの量あることがわかりますね。瓦を完全に撤去した後、今度はこの土類の土嚢詰めが待っています。みんなで鼻の穴を真っ黒にしながら佐合を行って何とか午前中で終わらせることが出来ました。
これが80㎡の屋根に載っていた瓦類です。積載車いっぱいに近いくらいの量となりました。これだけの重さから解放されると建物の身長が伸びるのではないでしょうか。次回は野地板野増し張りと防水紙の施工をお伝えいたします。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。瓦屋根のメンテナンス・瓦交換~葺き替えまで【街の屋根やさん】
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