「ウレタン防水工事」の特徴|「トップコート」の塗り替えが防水層の寿命を延ばす理由とは?
更新日:2024年11月21日
ウレタン防水は防水工事の種類の中で最も採用されている工法であり、その汎用性が大きな魅力と言えます😊
そうした中、ウレタン防水工事の仕上げ材として表面に塗布されるのが「トップコート」です。
それでは、トップコートはどの様な役割を担っているのでしょうか(・・?
この記事ではウレタン防水工事の特徴をはじめ、トップコートの役割や定期的に塗り替えるメリットまで詳しい情報を解説いたします(^^)/
ウレタン防水工事とは?
ウレタン防水工事は、建物の屋上やベランダなどの防水対策として広く用いられる工法です!
液状のウレタン樹脂系塗料を下地に塗布し、強固で柔軟な防水層を形成する事で水の浸入を防ぎます😊
また、塗布作業によって防水層を形成する事から複雑な形状にも対応可能で、シームレスな仕上がりが特徴です
形成される防水層は軽量で建物への負担が少なく、既存の防水層が「塩ビシート」であっても上からも施工できるため、様々な状況に適応する事が出来ます!
ウレタン防水の寿命を延ばす「トップコート」とは?
トップコートは、ウレタン防水工事の最終段階で塗布される保護層です。
主にアクリル・ウレタン樹脂系の塗料が使用され、防水層の耐久性を高める重要な役割を果たします。
トップコートの主な役割・効果は主に紫外線や摩耗からウレタン防水層を保護し、劣化を防ぐ事です!
これにより防水層の耐久・防水性が長時間維持されます。
定期的なトップコートの塗り替えはウレタン防水の寿命をさらに延ばし、雨漏りリスク・工事費用の低下にも繋がります(#^^#)
約5年に1度を目安として、しっかりと行っていきましょうね(^^♪
ウレタン塗膜防水工事の事例
それでは、実際に施工させて頂いたウレタン塗膜防水工事の様子をご紹介いたします!
国分寺市東元町で屋上の防水工事を実施しています!
過去に何度か雨漏りしていたそうで、部分的な補修跡があちこちにある状況です。現状で雨漏りしている部分もあるために屋上全体の防水工事をおこなっていきます。
ウレタン塗膜防水工事の開始です!
使用するのはウレタン塗膜防水材で、田島ルーフィングが製造しているオルタックエースを使用します。ウレタン塗膜防水材は塗料型の防水材で、防水面に流してローラーやコテなどで均して防水層を形成していきます。
ウレタン塗膜防水は、50年以上前から利用されている塗膜防水(メンブレン)工法の一つです。この方法では、液状のウレタン材を均一に塗布することで、防水層を形成します。
特徴として、継ぎ目がないため、施工後に隙間から雨漏りが生じる心配がありません。また、凹凸のある複雑な形状にも適用可能であり、場所を選ばずに施工することができます。
防水層は2層作ります
ウレタン塗膜防水は、厚みを均一にするために2回に分けて塗布することが一般的です。最初にウレタン防水材を塗布し、乾燥させた後に再度塗布することで、より強固な防水層を形成します。
塗料型の防水材の為、フェンスの基礎など元々裂けてしまっていた部分にもしっかりと防水層を形成する事が可能になります。
1層目でも雨を防ぐことは出来ていますが、2層目の塗装によって適切な性能を発揮する防水層が形成されていきます。
紫外線保護材のトップコート塗布
防水層はそのままの状態では太陽からの紫外線などによって劣化してしまいます。ウレタン塗膜防水は弾力性が有る防水層を作りますが、紫外線による劣化でヒビ割れてしまい防水層が壊されてしまいます。
その様な状態を防ぐために、防水工事の最後に保護材のトップコートを塗布します。
トップコートの塗布が完成しました!
今回は雨漏り修理工事で防水工事を実施ております。雨漏り修理工事の場合は一番最初に原因箇所を特定するために散水試験(税込み55,000円~)を実施する場合があります。今回は防水層の劣化が確認出来ましたので、全体的な屋上の防水工事を実施しました。
私たち街の屋根やさんでは、皆様のお困りになっていることの原因をしっかりと調査して適切な工事をご提案しております。建物の事でお困りのことがございました、街の屋根やさんまでお気軽にお問合せください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2024年11月21日時点での費用となります。
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