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更新日:2024年09月26日
庇(ひさし)は「霧除け」とも呼ばれ、玄関ポーチや外壁窓の上に独立して設置される小屋根を指します(#^^#)
特に窓に設置される庇は、
・太陽光の差し込みを抑える事で室内気温の上昇が抑えられる
・紫外線による内装クロスや畳の劣化進行を低減させる
など、屋内での生活性を向上させ、内装を保護する大切な役割を担っています!
ですが、その一方で庇(ひさし)も経年によって劣化が進行し、それを放置する事で雨漏り被害に繋がる事があります😥
そこで、この記事では庇(ひさし)の特徴・役割をはじめ、庇が必要とするメンテンナンス・修理方法について詳しい情報を解説いたします(^^)/
屋根の先端部分である「軒」と違い、庇は建物の窓や出入口の上部に付けられる小さな屋根状の小屋根を指します!
まず、その役割として挙げられるのが雨風から建物・生活を守ることです。
庇があることで開いた窓からの雨の吹き込みを防ぎ、雨天時でも換気の為に窓を開ける事を可能とします(#^^#)
また、直射日光を遮ることで室内の温度上昇を抑え、室内クロスや畳の劣化を防ぐ効果にも期待できます。
さらに、庇に使用される素材はガルバリウム鋼板や木製素材など様々ですが、その材質・デザイン選びによってはお住まいの景観を向上させる役割を担う事もあります!
まず、庇に定期的に必要とされるメンテナンスとして挙げられるのが、塗装メンテナンスです!
庇の表面に施されている塗料の劣化は汚れ・美観の悪化はもちろんですが、防水・撥水機能の低下を招いてしまいます。
その為、トタン製・ガルバリウム鋼板製などの金属素材であれば「錆」、木製であれば「腐食」を招く原因となります(>_<)
錆や腐食は庇自体の耐久性を低下させ雨水の浸水経路にもなり、さらに強風が多い地域などでは飛散・落下被害に繋がるリスクもあります。
その様な事態を未然に防止する為にも、庇の定期的な塗装メンテナンスは必要不可欠です!
また、もし塗装工事による復旧対応が難しい場合、下地の劣化が軽微であれば「カバー工法」による復旧が可能です。
既存の庇板金の上に新たな板金を重ねて設置する工事方法であり、撤去にかかる費用や作業を削減出来る事がメリットです!
下地材が著しく劣化している場合には下地ごと交換を行う「庇の葺き替え工事」が必要になり、メンテナンスに掛かる費用・規模も大きくなってしまいます😥
庇の劣化症状は雨漏りの発生に繋がる事例もあり、放置する事でその症状が改善される事はありません!
工事費用や被害規模を抑える為にも定期的に点検・メンテナンスを行っていく必要があります。
まずは、リフォームの実績・経験豊かな施工会社・業者に点検を依頼してみましょう(^^♪
庇は設置場所にって形状も変わり、工場などでは波板屋根が採用される多い印象です。
次に、工場に設置された庇波板の現地調査の様子をご紹介いたします!
荒川区町屋の法人様より「工場の庇の波板が劣化しているので交換を検討している」とお問い合わせをいただき、現地調査にお伺い致しました。
現地調査の様子です。
庇に使用されている波板の種類は、ガラスネット入りの塩化ビニール波板でした。
ガラスネット入りの塩化ビニール波板は、塩化ビニールにガラス繊維を織り込んだ製品です。このガラスネットが強度を高め、耐久性を向上させています。
塩化ビニール波板は安価で軽量な素材であり耐候性にも優れている他、色や形状のバリエーションも豊富で多くの住宅で使用されています。
ただし、注意点として経年劣化により弾力性が失われるとひび割れや変色などの症状が現れ、耐久性が大きく低下してしまいます。
そうした状態は台風による飛散被害や降雹による穴あきを生じさせるリスクも高い為、早期に新しい波板へ交換を行う事がおすすめです!
経年の劣化により全体的に変形しています。
ガラスネットが入っていることにより強度はありますが、紫外線や熱などの影響により変形したり変色してしまうのです。劣化して変形した波板は割れたり飛散する事に繋がりますので注意が必要です(>_<)
変形している箇所に隙間ができているのを発見しました。
こうした隙間は雨漏りを生じさせるポイントとなりますので、早期に対応が必要な状態です(>_<)
調査完了後、お客様へ調査内容をご説明し、波板交換工事のご提案を致しました。
既存の波板を一度撤去た上、新たな波板を取り付けさせていただく工事内容となります!
波板交換工事の費用につきましては使用する材料や施工範囲により金額が異なりますますので、お気軽にご相談ください。
今回は、庇の役割から劣化症状・メンテナンス方法まで詳しくご紹介をさせて頂きました!
私達、街の屋根やさんは、庇の塗装・補修などのメンテナンス実績も豊富に持っておりますでご安心ください。
また、庇は台風・降雪・降雹などの自然災害による損傷被害を生じさせやすい場所でもあります。
そうした場合、火災保険が適用される可能性もありますので、その様なケースもぜひご相談下さい。
申請のお手伝いなどもさせて頂きますのでご安心ください(^^♪
点検~お見積もりの作成まで無料にて承っておりますので、ぜひメール・お電話でのお問い合わせ下さい!
火災保険が適用できる?屋根工事・屋根修理【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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