コロニアル屋根の塗装を検討するなら知っておきたい、費用や劣化サインなどの基礎知識をお届けします!
更新日:2024年09月02日
ふと屋根を見上げてみると、いつの間にか苔が繁殖していて見た目が悪くなっていた……もしくは、新築時と比べてかなり色褪せているように感じるため、屋根塗装が必要なのかな?とお悩みではないでしょうか?
ただ、屋根塗装も足場を組んだり数日をかけて行うため、軽微なメンテナンスとは違い大きな金額が掛かります。
ですが、屋根塗装には見た目を綺麗にする以上の重要な役割がありますので、それを含めたコロニアルの屋根塗装について詳しくご紹介したいと思います!
我が家はコロニアル屋根?特徴を解説
そもそもご自宅の屋根の種類がコロニアルかどうか分からないという場合もありますので、まずは簡単にコロニアル屋根の特徴について解説していきたいと思います(*^^)v
コロニアル屋根とは、ケイミュー社が販売しているスレート屋根の一種です。
元々は商品名である『コロニアル』ですが、スレート屋根としての普及率があまりにも高いため、スレート屋根全般を指す言葉としても使われるようになりました。
ですので、コロニアル屋根のメンテナンスについてはスレート屋根として解説されているものと同じと捉えていただいて問題ございません(^▽^)/
コロニアル屋根の特徴
コロニアルはセメントを主材料とした屋根材となっており、薄型の形状をしていることが特徴です。
以前までは日本の住宅での普及率がトップクラスだったため、非常に多くの屋根で確認することができます(^▽^)/
普及率の高さの理由としては、日本瓦よりも安価で軽量であるという特徴が大きいです。
コロニアル屋根(スレート屋根)のより詳細な特徴や屋根材としての利点などは下記の関連ページでご覧いただけます!
関連ページ:スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法
コロニアル屋根への塗装の必要性
コロニアル屋根は耐久性に優れた屋根材であり、耐用年数が約25年~30年と長期間にわたって安定した性能を保つことができます。
しかし、屋根は外部環境の影響を受けやすく、強風や雨・日差しなどによる過酷な環境となっている、劣化を早めないためには定期的なメンテナンスが必要です。
コロニアル屋根の代表的なメンテナンス方法が、屋根塗装となるのです。
屋根塗装の役割
屋根塗装は屋根材を保護し、耐久性を向上させるために重要な役割を果たします。
前述でご紹介した通り、コロニアル屋根はセメントをベースとした屋根材のため、素材そのものに防水性能は全く備わっていません。
そのため、むき出しの状態で雨水を受けると吸水し、膨張と乾燥による収縮を繰り返すことで傷んでいってしまうのです。
それを防ぐため、製造時には表面に防水性を持たせるための塗装が施されていますが、経年劣化によりその塗膜が劣化すると保護機能が弱まっていきます。
塗膜による保護は雨水を弾くだけではなく、紫外線によるダメージを抑制する効果もありますので、コロニアル屋根材を長持ちさせるためには劣化した塗膜を塗り替えるメンテナンスが重要となってくるのです(^▽^)/
劣化サインを見逃さないことが重要です!
また、塗装のタイミングを見極めるためには、防水性が低下したことで発生する苔やカビ、そして屋根全体の色褪せやコロニアル自体のひび割れといった特有のサインを見逃さないことが重要です。
ただ、屋根上は地上から目視で確認することが難しいこともあり、軽度のひび割れなどは近づかないとよく見えないため、劣化サインを見落としてしまうことも多いです。
そこで有用なのが業者による無料点検となります(^▽^)/
私たち街の屋根やさんでは点検からお見積もりの作成まで無料です!
「必要であれば工事を依頼したいけど、問題なければ点検だけになってしまう」という場合でも特に費用は頂いておりませんので、ご自宅のコロニアル屋根の状態が気になる場合にはぜひご活用くださいね(*^^)v
屋根塗装の相場や工程
コロニアル屋根の塗装費用は、使用する塗料や屋根面積によって異なります。
一般的な2階建ての住宅の場合、費用はおよそ40~90万円程度です。
その内足場代が15万~25万ほどの割合となりますので、他にも足場を必要とする工事、例えば外壁塗装などをセットで行うとトータルコストを安くすることができますのでオススメです(^^)
屋根塗装の流れ
塗装工程は、まず高圧洗浄と下地の補修を行い、その後に下塗り、中塗り、上塗りの3回に分けて塗装を進めることがほとんどです。
初めに塗装する下塗りの段階では、プライマーやシーラといった専用の塗料を用いることで下地と中塗り以降の塗料との密着性などを高める効果があります。
その後、お選びいただいたパーフェクトベストなどの塗料で中塗り・上塗りと重ねていくことで、塗膜を厚くして耐久性を高めつつ、塗りムラなどを抑えて質の高い仕上がりとなります(^▽^)/
屋根塗装の一般的な工期は最短で5日程となり、作業環境や当日の天候などでズレることがあります。
屋根塗装の詳細な工事の流れや費用の変動ポイント、そして工事中の日常生活への影響については下記の関連ページで詳しくご覧いただけます。
関連ページ:屋根塗装の流れと必要な日数は?屋根塗装の完全ガイド!
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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