コロニアル屋根の葺き替えに掛かる費用やタイミング、実際の施工事例をご紹介
更新日:2024年08月22日
「コロニアルが傷んできたみたいなのでリフォームを検討しているが、どれくらいの費用が掛かるのか知りたい」
「葺き替えとカバー工法のどちらが良いのかを確かめたい」
コロニアル屋根の葺き替えなどを検討されている場合、このような費用面や工事選択についてのお悩みは多くなるかと思います。
そこで本記事では、コロニアル屋根の葺き替えタイミングや工事の必要性、そして相場に加えて実際の施工事例の費用などをご紹介したいと思いますので、ぜひご参考ください(*^^)v
コロニアル屋根を葺き替えるタイミングは?
コロニアル屋根の葺き替えタイミングは、一般的に築20~30年程度が目安とされています。
これはコロニアル(スレート)の耐用年数が20年~30年とされているためです。
ただし、実際のタイミングは環境や使用状況によって大きく異なるため、定期的な点検によってコロニアルの劣化状態を把握しながら工事を検討することが重要です(^▽^)/
屋根葺き替えが必要な理由
コロニアルのメンテナンスは屋根塗装が基本です。
表面の塗膜の劣化が見られたら塗り替えを行い、定期的にコロニアルの防水性と耐候性などを回復させることで劣化を防止します。
先ほどコロニアルの耐用年数が20年~30年とお伝えしましたが、お住いの立地や環境によっては30年近くしっかりとした状態で使用するには屋根塗装による定期メンテナンスが必要なのです。
ただ、適正なタイミングで塗装を行っていたとしても、経年劣化は免れません。
コロニアル自体の傷みが顕著になってくるとひび割れや反りなどの症状が現れ、強風での破損リスクや、雨水が多く屋根内側へと入り込むことで防水紙の劣化が進みやすくなるなどの問題が発生するようになります(-_-;
そのような状態が続けば雨漏りが発生する可能性も高まりますので、塗装によるメンテナンスでも長く持たせられないようなコロニアル屋根は、葺き替えやカバー工法などのリフォームが必要となるのです。
カバー工法ではなく葺き替えを選択するべきケース
葺き替えを検討すべき具体的なケースとしては、以下のようなものがあります:
- 屋根の耐震性を向上させたい
- 雨漏りが起きている
屋根の耐震性を向上させたい
コロニアルも陶器瓦やセメント瓦に比べると軽い部類の屋根材ではあるのですが、現状で最も軽量な屋根はガルバリウム鋼板を始めとした金属屋根材です(^▽^)/
軽量であることからカバー工法にも適していますが、コロニアル屋根から金属屋根へと葺き替えることで屋根の重量は低減しますので、耐震性を向上させたい場合には葺き替えがオススメです。
雨漏りが起きている
コロニアル屋根から雨漏りが発生している場合、防水シートが劣化して雨水を受け止められなくなっていることがほとんどです。
そうなると防水シートを固定している野地板も浸水によって腐食しているか、劣化が始まっている可能性が高く、そのような下地に不安が残る状態で重量の増えるカバー工法はなるべく避けたいところです。
よって、雨漏りが発生している場合のベストな解決策は屋根葺き替え工事になります(*^^)v
コロニアルの葺き替え工事の費用相場
コロニアル屋根の葺き替え工事の費用は、屋根の面積や既存の屋根材、新しく使用する屋根材の種類などによって大きく変動します。
費用相場として、屋根葺き替え工事は税込 1,097,800円~2,200,000円が目安となっています。
金額は撤去する屋根材にアスベストが含まれているかどうかによっても処分費用などが変わってきますので、実際の費用は見積もりを取ってみることが一番手っ取り早いです(^▽^)/
私たち街の屋根やさんでは、点検からお見積もりの作成まで無料で承っておりますので、特に相見積もりをご検討中の方などにはぜひお気軽にご活用いただければ幸いです。
実際のコロニアル屋根の葺き替え事例とその費用
では、実際に街の屋根やさんで葺き替え工事を行った事例とその費用を参考程度にご紹介したいと思います。
リンクから飛べるページでは、工事のきっかけから葺き替えの流れを細かく写真付きで解説している施工事例の紹介となっていますので、ぜひご確認くださいね(^▽^)/
●コロニアル屋根からジンカリウム鋼鈑のエコグラーニへの葺き替え工事
下地の劣化状況や築年数から葺き替え工事が最適と判断でき、傷んだコロニアル屋根から軽量な石粒付金属屋根材への葺き替えを行いました。
62㎡の屋根で、費用は150万円(税込)となっております(^▽^)/
●ボルドーレッドのコロニアルグラッサへ葺き替えを実施
こちらの事例は元々コロニアル屋根の塗装についてご相談を頂いたことがきっかけでしたが、状況判断から下地ごとメンテナンス可能な葺き替え工事を行わせていただいたケースとなります。
66㎡の屋根で、費用は税込160万円となりました!
●雨漏りの原因調査後、解決のためスーパーガルテクトへの葺き替え工事を行いました
こちらは以前のコロニアル屋根の塗装時に必要なはずの縁切りが不足していたため雨漏りが発生しており、野地板にバラ板が使用されていたことなどから屋根カバー工法がお勧めできなかったため、ガルバリウム鋼板の代表的な屋根材のスーパーガルテクト(アイジー工業)にて葺き替えを行った事例です(*^^)v
施工金額は200万円(税込)で屋根面積は56.1㎡となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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