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【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
世田谷区大原で屋根葺き替え工事をおこないました!
お問合せのきっかけは、屋根が剥がれて落ちそうになっていると指摘されたという事でご連絡をいただき調査に伺いました。板金が外れている状況で屋根全体のメンテナンスが必要な時期になっているという事で、スレートから新しい屋根に変える葺き替え工事を行うことになりました。
屋根はスレート葺きです。
過去に塗装工事を行った形跡は有りますが、表面は大分劣化している状況です。
スレート自体の破損などは殆どありませんが、塗装の劣化が顕著になっている状況です。築年数を考えるとスレートの下の防水紙の劣化の心配がありますので、下地を直す意味でも葺き替え工事が必要です。
ここが指摘された部分です。
棟板金が外れていて下地の貫板が剥き出しになっています。
三つ又になっている部分で引っ掛かっていて脱落はしておりませんが、この状態のままにしてしまうと外れて落ちてしまう可能性がありますので、何かしたの養生が必要になります。
棟板金が浮いている状況なのですが、貫板が棟板金に付いた状態で持ち上がっていましたので、屋根から貫板毎浮いているのが確認出来ます。
劣化している状況なのは間違いなく、外してしまうと雨漏りの危険性もありますので、工事までの間に不具合が出ない様に仮で養生しておきます。
浮いた棟板金はそのままにできませんので、仮で固定していきます。
工事までの短期間ですので、通常はおこないませんが上からビスで下地に固定しました。
ビスを打った部分から雨水が入らない様に防水テープを貼りました。工事までの間はこれでひとまず安心です。
葺き替え工事をおこないますので、足場や屋根工事の段取りを早急に進めていきます!
令和4年4月から建築物等の解体等を行う前に実施する石綿含有建材 の調査結果を都道府県等へ報告する事が義務化されました。また、令和5年10月以降は調査自体を必要な知識を有する有資格者に依頼することが必要になります。
要するに、資格がないと調査が出来ない状態になっているという事です。
石綿は健康被害を起こす可能性が有る建材で、昔は色々なものに使用されていました。2006年9月以降は法的に規制されたので使用されていませんが、使用されている部分に応じてレベル1~3に分類されています。
化粧スレートは一番飛散の危険性が少ないレベル3になり今までは規制の対象にはなっておりませんでしたが、不適切な除去方法により飛散するケースが増えてしまったため、規制対象に改正されました。
関係各所への事前の報告・現場への掲示・施主様への説明が義務化され、書類の保管も必要になりました。基本的には化粧スレートの撤去で飛散するケースはほとんどありませんが、適切な方法で作業していきます。
スレートを撤去していきます。
使用されていたのはアスベストを含んだフルベストという化粧スレートです。釘を4本打って固定してありますので、1本ずつ釘を抜いて撤去していきます。
屋根の下地にべニアが張ってありますが、大分傷みが出ている部分があります。
べニアが水分によってブヨブヨな状態になっており、このままの状態では新しい屋根の下地として使用できませんので、どこまで劣化が進んでいるのが傷みが出ているべニアを剥がして下地を確認していきます。
傷みが酷い部分は手でむしれる様な状態になっていました。べニアは薄くスライスした木を繊維方向が垂直になる様に何層にも接着して作られていますが、水分によって接着部分が剥がれてしまうと全く強度が無くなってしまいます。
野地板のべニアの下には垂木という木が取り付けてあります。この上にべニアを張って屋根の下地にしているのですが、部分的に垂木まで腐食が進んでいるところがありました。
腐食した垂木を交換したり補強して新しい下地にしていくのですが、結構広範囲にわたって腐食が進んでいました。
元々は、既存の下地の上に新しいべニア(合板)を張って下地を作る予定でしたので、剥がした部分は新しい合板が2重になります。
新しい屋根材はこの新しい野地板を下地として使用しますので、剥がした部分は二重にして屋根全面に張っていきます。
野地板を張った後は防水紙(ルーフィング)を屋根に葺いていきます。
ルーフィングの役割は非常に重要で、まず第一に、ルーフィングは雨水や湿気の浸入を防ぎ、建物内部を水から守ります。これによって建物の構造物や内部の損傷を防ぎ、住宅や建物を保護します。
また、ルーフィングは屋根材や野地板などを保護し、耐久性を向上させる役割も果たしています。屋根は建物の重要な部分であり、適切なルーフィングを選択することで建物全体の安定性や耐久性を確保することができるのです!
新しい屋根材にはディーズルーフィングのエコグラーニを使用します。
金属屋根で非常に軽く耐久性が高いのが特徴です。ジンカリウム鋼板の基盤に着色した石粒が吹き付けてあり、仕上がりは独特な風合いも持っている屋根材です。
ビスで野地板に固定した後、屋根材同士を専用のビスを使用して固定しますので、軽い屋根材ですが風にも強いのです。寄棟屋根で斜めになっている部分は屋根材を斜めにカットして納めていきます。
屋根の側面部分にはケラバ板金を取り付けてありますので、雨仕舞と屋根のおさまりがしっかりとおこなわれていることが確認出来ます。
石粒によって表面がザラザラしているために摩擦が強く、6寸勾配までは雪止めが必要ありません。今回は腰折れのマンサード屋根のため、急勾配部分にだけは雪止めを設置しました。
エコグラーニが葺き終わりましたので、最後に棟板金を取りつけます。
元々は木製の貫板が使用されていて、今回のお問合せのきっかけになった棟板金の剥がれが起きていましたが、今回使用する樹脂製の貫板は雨や湿気による腐食が起きませんし、固定も釘ではなくビスを使用しますので強固に固定することが出来る様になります。
屋根葺き替え工事が完成しました!
屋根葺き替え工事は税込み1,097,800円から承っております。屋根の形状や面積、使用する屋根材よっても変わりますので、まずはお気軽にご相談ください(^O^)/
剥がれていた棟板金部分は今までよりも強固に固定されましたのでこれで安心です。
お客様にも大変喜んでいただけております!
私たち街の屋根やさんでは、点検・お見積もりを無料で対応しております。お住まいの事でお悩みやお困りのことがございましたら、お気軽にお問合せいただけますと幸いです(*^^*)
記事内に記載されている金額は2024年03月08日時点での費用となります。
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【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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【施工内容】
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屋根葺き替え
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屋根葺き替え、瓦屋根から金属屋根へ葺き替え工事