マンションの防水工事は必須!ウレタン防水の魅力と実例をプロが徹底解説
更新日:2024年08月19日
マンションの防水工事は重要です。特に、ウレタン防水工法は耐久性と柔軟性に優れ、様々な形状の屋根やバルコニーに対応可能な工法です!
本記事では、マンションの防水工事の重要性について解説し、ウレタン防水工法の特長や具体的な施工事例をご紹介します。雨風にさらされる建物を守るための効果的な防水対策を一緒に学びましょう!
マンションの防水工事が必要な理由
雨漏りの予防
マンションの屋上やバルコニーは、常に雨風にさらされており、特に平らな「陸屋根」タイプの屋上は雨水が溜まりやすいです。このため、防水工事を行わないと雨漏りが発生しやすくなります。
建物の劣化防止
雨水が建物内部に浸入すると、コンクリートの劣化や鉄筋の腐食を引き起こし、建物の耐久性が低下します。防水工事はこうした劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばすために重要です。
居住者の健康保護
雨水の浸入によって、室内にカビが発生したり、結露が生じたりすることで、居住者の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。防水工事は、こうした健康被害を防ぐためにも必要です。
日本の気候条件
日本は雨や雪が多い気候であり、梅雨や台風の影響で大量の雨が降ります。このため、建物は常に湿気にさらされやすく、防水工事が欠かせませないのです(>_<)
防水工事の種類
防水工事は建物の寿命を延ばし、安心して住み続けるために不可欠な工事です。
外壁塗装や屋根塗装と同様に、防水工事もさまざまな種類と工法があります。それぞれの工法には特長や適用範囲があり、建物の状態や使用環境に応じた適切な方法を選ぶことが重要です。
本記事では、代表的な防水工事の種類とその工法を紹介し、具体的な事例と共に解説します!(^^)/
ウレタン防水工事
ウレタン防水工事は、液体のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成する工法です。この工法は、複雑な形状の部位にも適用しやすく、補修工事にも向いています。ウレタン防水は、耐久性と柔軟性に優れており、施工後のメンテナンスがしやすい点が特長です。塗装工事として広く普及しており、さまざまな建物に対応可能です!
FRP防水工事
FRP(繊維強化プラスチック)防水工事は、ガラス繊維を含んだ樹脂を塗布して硬化させる工法です。FRP防水は、耐久性が非常に高く、耐候性や耐薬品性にも優れています。主に屋上やベランダの防水に用いられ、強固な防水層を形成します。施工実績も多く、信頼性の高い工法の一つです。
シート防水工事
シート防水工事は、防水シートを建物の上に直接敷設して固定する工法です。シート防水には、塩化ビニルシートやゴムシートなど、さまざまな種類があります。この工法は、広い面積を効率的に防水するのに適しており、工期が短く済むのが特長です。事例として、大型の商業施設や工場などで多く採用されています。
アスファルト防水工事
アスファルト防水工事は、アスファルトを主成分とした防水材を使用する工法です。熱工法と冷工法があり、特に熱工法はアスファルトを加熱して溶かし、塗布することで防水層を形成します。アスファルト防水は、耐久性が高く、大規模な建物の屋上などで多く使用されています。
ウレタン防水の施工方法についてもっと詳しく!
密着工法
ウレタン防水の密着工法は、下地に直接ウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する方法です。この工法は、下地と防水層が一体化するため、優れた密着性と防水性を発揮します。
密着工法は、下地の状態が良好であれば、既存の防水層を撤去することなく施工できるため、コストと時間の削減が可能です。また、下地の形状に柔軟に対応できるため、複雑な形状の屋根やバルコニーにも適しています。
通気緩衝工法
ウレタン防水の通気緩衝工法は、下地と防水層の間に通気層を設けることで、下地から発生する水蒸気を逃がし、膨れや剥がれを防ぐ工法です。この方法は、特に湿気の多い下地に適しており、安定した防水性能を発揮します。
通気緩衝工法は、下地の湿気や水分が防水層に悪影響を与えないように設計されています。通気層を設けることで、下地からの水蒸気が防水層を通過せずに外部に排出されるため、膨れや剥がれのリスクを大幅に低減してくれるのです(*‘ω‘ *)
どちらの工法で施工したウレタン防水も、定期的な点検とメンテナンスが必要です。数年ごとにトップコートの再塗装を行うことで、防水性能を長期間にわたり維持できます!
町田市原町田でマンション屋上のウレタン防水工事を実施中!
町田市原町田で防水工事をおこなっています!
マンションの屋上にはウレタン防水が施工されています。雨漏りなどの不具合は出ていませんが、前回のメンテナンスから大分年数が経過しているという事で、新たに防水工事を行うことになりました。
屋上の防水の状態
屋上の状態です。
陸屋根になっていてウレタン防水が施工してあります。全体的には破損などの症状は殆ど無い状態で、雨漏りなどの不具合もありませんが、防水層は経年によって劣化してしまいますので、定期的なメンテナンスは必要になります。
何かの架台の様なものが設置されていたのか、部分的に補修した跡がありました。補修はしてありますが大分劣化していて一部剥がれているところもあります。この様な部分から雨水が浸入してしまい雨漏りに繋がる可能性が高いので、補修作業をおこなってから防水工事をおこなっていきます!
下地処理で補修分を直します
補修跡を剥がします。下から古い防水層が見えてきましたので、一番最初の防水の後にエアコンの架台などを取付し、その状態で防水工事を行った様です。その後架台を撤去して穴が開いたところを部分的に補修してありました。
この部分は段差が出来てしまいますので、樹脂モルタルで穴埋め補修していきます。
プライマーの塗布
不具合部分の下地補修作業がおわりましたので、防水工事に取り掛かります。
まず最初にプライマーを塗布するのですが、ウレタン防水のプライマーはウレタン材を基材に密着させるための非常に重要な役割を果たします。プライマーは、基材の表面を清潔にし、均一な吸収性を確保することで、ウレタン材の密着性を向上させます。これにより、防水層の剥がれや浮きを防ぎ、耐久性を向上させることができます。
防水工事は、保護材のトップコート塗布工事は税込み76,780から承っております。今回の様に大きな面積の場合や防水工事を施工し直す場合は工事金額が変わりますので、まずは街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください(*^^*)
記事内に記載されている金額は2024年08月19日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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