
HOME > ブログ > 昭島市田中町にて、ニチハパミールが葺かれた屋根の点検を行いま.....
更新日:2021年11月11日
昭島市田中町にお住いのお客様より、屋根のメンテナンスを検討しているとのお問い合わせをいただきまして調査に行ってまいりました。
当初お客様は塗装か屋根のカバー工事をご検討していらっしゃいましたが、屋根材を確認すると既存の屋根材はニチハパミールでした。ニチハパミールは2000年代初期にニチハより販売されたノンアスベストスレートの屋根材です。2000年初期に販売されたノンアスベストスレートは基本的に耐久性に難のあるものが多くあります。
代表的な屋根材でいえば、今回の「ニチハパミール」、「旧クボタコロニアルNEO」、「松下電工レサス」などが挙げられるでしょう。それぞれが特徴的な劣化症状を起こすために判別のしやすいものになっています。ただし、形状だけで判断しようとすると、似たようなものもあるのでお気を付けください。
パミールの特徴と言えば、スレートの小口部分(断面の部分)からミルフィーユ状に剥離するような劣化の仕方をするという事で知られております。先述に挙げさせていただいたスレートは塗装を行ったとしてもスレート本体の耐久性がないため、経年で自壊していってしまいます。ですので本来であれば塗装のメンテナンスはあまりお勧めできません。
しかし塗装を専門にしている業者だと、屋根材の知識がない業者も中にはおりますので、問答無用で塗装のメンテナンスをオススメしてくるでしょう。屋根の葺き替えやカバー工事に比べて価格が安いのですぐ決めてしまうのではなく他の業者の意見も聞くようにすると良いと思います。
今回調査した屋根も築17年とのことでしたが、自壊症状が始まっており、割れや欠けが多く見られました。
パミールはミルフィーユ状に剥離する症状の他に気を付けなければならない特徴があります。それは非常に結露しやすいというものです。パミールは気密性が非常に高い屋根材なのですがそのために結露を起こしやすいという特徴があります。なので屋根のカバー工事も状態によっては難しくなってしまうのです。
仮に劣化症状がひどいまま屋根のカバー工事を行ってしまいますと内部結露を起こして雨漏りをしてしまうことがあります。そうなると屋根葺き替え工事を行わざるを得ない状況になり、屋根を2枚分剥がしていかなければならなくなります。1回目の屋根カバー工事は完全に無駄になりますし、処分費もかさんでしまいます。
そうならないためにも屋根の葺き替え工事をオススメしております。もちろん費用的な面での問題もあるとは思いますので屋根のカバー工事が可能かどうかも調査時にしっかりと確認させていただきます。
今回は劣化症状が出ていたことなどを考慮して屋根の葺き替え工事のご提案をさせていただきました。
私達、街の屋根やさんでは新型コロナウイルス感染防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとありましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年11月11日時点での費用となります。【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
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