
HOME > ブログ > 三鷹市北野でチョーキング・苔の発生・コーキング劣化の起きた外.....
更新日:2022年05月01日
三鷹市北野にて「外壁が劣化してきているので一度見ていただきたい」とのお問合せがありました。お客様のお宅は築15年の窯業系サイディングの外壁で、遠目に見ると外観はとても綺麗です。
外壁に近づいて見てみると、コーキングが劣化している部分が見られます。コーキングはとても重要な部分ですが、とても傷みやすい部分でもあります。コーキングの役割は「外壁材同士の破損の防止」「雨水の侵入の防止」という非常に重要な役割を持ちます。しかし直射日光や雨・風などで劣化してしまいます。早いものでは3年で劣化が始まるものもあります。雨漏りの心配があるため、こちらのお宅では早急な「コーキング打ち替え工事」が必要になります。
外壁を指でこすってみると指に粉が付着します。これは外壁の劣化を示す「チョーキング」という現象です。症状としては軽度です。チョーキングは白亜化現象とも呼ばれ、サイディング外壁が5~10年程経つと現れてきます。使用されている塗料によっては、その色と同色の粉が付着することもあります。
チョーキング現象は、塗装表面の劣化が原因です。紫外線や雨風などで塗装表面の表層樹脂に劣化が起こることで、塗料中の顔料がチョーク状になって現れます。つまり、塗装表面が劣化することで外壁に使われていた顔料が元の粉の状態に戻ってしまい、手に付着します。またこれ以外にも業者による工事が施工不良だった場合もチョーキングが起こることがあります。「高圧洗浄が不十分」「塗料を薄めすぎた」「雨や湿度が高い日に塗装を行った」など施工不良による原因は様々で、そのどれか一つでも守らなければメーカーの想定した耐用年数よりもだいぶ早くチョーキングが発生してもおかしくありません。
外壁には苔も発生している部分もありました。どうやらお客様のお宅の周りには画像のように畑が広がっており、風が強い日には栄養分のある土を外壁に付着させてしまうようです。その上、外壁の経年劣化により外壁の撥水力の低下により外壁に常時水を蓄えておく環境ができてしまっているので、より苔の発生を促進させてしまったようです。苔の発生は外壁にとっては意外とやっかいで、外壁の塗膜を突き破って付着し根を張ります。これを放置してしまうと内部まで更に侵食し被害を拡げてしまいます。お客様の外壁は高圧洗浄による苔の除去もできますが、耐用年数も過ぎて塗膜効果が薄れていますので、「外壁塗装」が最も効果的な解消方法になります。
また、2枚目の画像は使われているサイディング外壁が「外壁通気工法」かどうかを確認しています。外壁通気工法はサイディングの裏に空気の通り道がある状態で、空洞があることによって湿気や雨水が浸入しても下部から排出できる仕組みです。この空洞が無い状態の工法は「直張り工法」というものですが、もしこちらだった場合はサイディングの塗装はできません。塗り替え後すぐにサイディング内に湿気や水が溜まり、ひび割れや塗膜の膨れなどが起こってしまうからです。
築15年ということで、外壁も劣化してきていますし、お客様のご希望により、外壁塗装とコーキング打ち替え工事のご提案とお見積りを出させていただきました。私たち街の屋根やさんでは劣化した外壁のご相談を受け付けております。是非お気軽にご相談ください。
また現在、新型コロナウイルス対策として点検・工事等でお伺いする際は、マスクの着用・アルコール消毒・ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様の安心・安全に配慮しております。もしご対面でのお打ち合わせに不安を感じるようでしたら「zoom」によるお打ち合わせも承っております。ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
記事内に記載されている金額は2022年05月01日時点での費用となります。【鉄骨階段の塗装】ファインSiを使用して鉄部の塗装工事【施工事例を紹介!街の外壁塗装やさん】
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