
HOME > 施工事例 > 三鷹市新川で破損したスレート屋根は、税込み1,100,000.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
三鷹市新川でおこなった屋根カバー工事の様子をお伝えします。
屋根からスレートが落ちてきたというのがお問合せのきっかけで、屋根の状況を調べて適切な工事のご提案を致します!
目次
お問合せのきっかけになった破損したスレートです。
お庭に割った落下しているのに気づいて保管してあったものです。割れて破損したスレートを組み合わせると元の形が確認出来ました。通常のスレートは幅が90センチありますので、落下したスレートは屋根のケラバ側で幅をカットした部分であることが分かりました。
梯子を架けて調査しようと思いましたが、建物が高基礎になっていて梯子が届きませんでしたので、ドローンを飛ばして屋根の状況を確認する事になりました。
スレートの表面は、塗膜が剥がれて撥水性が無くなっていますので、汚れやコケが全体的に付着しています。大きな破損は見当たりませんので、今回落下した部分を確認していきます。
落下したのはここです。やはり屋根の側面部分ケラバのスレートが一枚落下していました。道路と向かいにマンションがある関係で、この部分は風が抜ける部分になっていましたので、強風での影響を受けてスレートが割れて落下したようです。
強風による建物の破損は、火災保険の風災が適用になります。今回も火災保険を申請し、破損した部分の復旧工事には保険がおりましたので、費用を追加して屋根全体の屋根カバー工事をおこなう事になりました。
屋根カバー工事は税込み877,800円から承っております。建物の形状や大きさによって変わってきますので、まずはお気軽にご相談ください。
屋根カバー工事は、既存の屋根の上に新しい屋根材を葺く工事方法を言います。
屋根カバー工事は、既存の屋根材の下地を新しい屋根材の下地として使用しますので、雨漏りなどで下地の劣化が酷い場合や、建物の築年数が経過している建物で下地の野地板に杉板を敷きならべている屋根の場合は、屋根カバー工事では無く、葺き替え工事でのメンテナンスとなります。
屋根カバー工事をおこなう際には、棟板金や雪止めなどの出っ張った部分を撤去して屋根を平らな状態にし、新しい防水紙(ルーフィング)を葺いていきます。
野地板に直接ルーフィングを葺く場合はタッカーという大型のホッチキスで固定していきますが、屋根カバー工事の場合はタッカーをスレートに打つ事になり、固いスレートには刺さりません。そのため、粘着タイプのルーフィングを使用して、屋根に貼っていきます。
破損したスレート部分の屋根にもルーフィングを張り付けていきます。この部分は屋根が外壁にぶつかっている所がありますので、しっかりと雨仕舞をして納めていきます。
今回使用するのは旭ファイバーグラス社製のリッジウェイです。
アスファルトシングルという屋根材で、ガラス繊維にアスファルトを染み込ませたシートに着色した石を接着してある屋根材です。欧米では非常によく使われている屋根材で、施工性も良く、シート状の屋根材は柔軟性が高いので複雑な屋根形状やR屋根などの湾曲した屋根にも使用できます。
接着してある石粒の色の濃さがランダムに接着されているので、ブラウンの屋根でも薄い部分や濃い部分があり、仕上がりがグラデーションの様になります。
釘を使って屋根に葺いていくのですが、裏側に粘着部分があり、熱によって溶けて密着する様になっておりますので、しっかりとした固定が出来ます。
屋根面と屋根面が合わさった部分には今までと同じように棟が作られます。アスファルトシングルの屋根の場合、棟も同質のアスファルトシングルの棟材がありますが、今回はガルバリウム鋼板での棟板金を使用します。
同系色の棟板金を使用する事で、
結構良いアクセントになるんです(^-^)
棟板金の下地には貫板を使用します。元々の屋根の貫田は木が使用されていましたが、新しい棟板金の下地には樹脂製の貫板を使用します。木と違い腐食する事がありませんので、固定が緩くなってしまう可能性も殆どありませんし、棟板金の固定も釘では無くビス(ネジ)を使用しますので、更に強固な固定になります。
棟板金の取り付けが完了して二階屋根の工事は完成です。アスファルトシングル材は表面に接着された石粒によって表面がざらざらしていますので、雪が滑りにくい屋根材です。そのため、屋根の角度(勾配)によっては雪止めを取り付ける必要がありませんが、スレート屋根と違い後から雪止めを取り付けることが出来ませんので、最初から取り付けておきます。
2カ所ほど庇の様に1階部分にも屋根があります。2階の屋根との大きな違いは、屋根と外壁がぶつかる部分がある事です。この部分は壁際の雨押えという板金を取り付ける事で、雨水がスムーズに流れる様に雨仕舞をおこないます。
壁際を納めて完成です。2階から流れてきた雨水を流すように屋根の上に雨樋が通っていますので、ここも工事後しっかりと流れる様に納めていきます。
屋根カバー工事が完成しました(^o^)/
大分劣化していたスレートの上に新しい屋根材としてアスファルトシングルをカバー工事しましたので、今後のメンテナンスのタイミングを大幅に遅らせることが出来ました。
この後外壁の塗装工事にとりかかりますが、屋根はこれで完成です。
お客様にもドローンで撮影した画像を確認していただき、凄く綺麗になったと大変喜んでいただけました。
私たち街の屋根やさんでは、点検・お見積もりを無料で対応しております。お住まいの事でお悩みやお困りのことがございましたら、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。
1年点検に伺いました!
調査時と同様にドローンを飛ばして確認しているのですが、屋根カバー工事と一緒に外壁塗装工事もおこなっておりますので、調査の時よりも大分イメージが変わっていると思います。
1年点検では、工事個所に不具合が出ていないというところと、足場を外した状態で気付くところもありますので、その点を重点的に確認していきます。
屋根はスレートの上にアスファルトシングルのリッジウェイでカバー工事をおこなっていて、棟部分は同質の棟ではなくガルバリウム鋼板製の棟板金を使用しました。
棟板金部分がラインで出ますので、良いアクセントになっています!
屋根全体をドローンで確認しておりますので、動画でもその様子をご確認ください!
ドローンを飛ばす際には国土交通省へ事前の申請が必要になりますので、今回も飛行の詳細を登録してから点検で飛ばしております。
全体的に確認をおこないましたが全く問題はありませんでしたので、お客様にも安心していただけだと思います(^^)/
次回は3年点検になりますので、またその様子をお伝えさせていただきます!
私たち街の屋根やさんでは、お客様のお困りごとの原因をしっかりと特定し、必要のない工事のご提案は致しません。点検・お見積もりを無料で対応しておりますので、お住まいの事でお悩みやお困りのことがございましたら、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年11月17日時点での費用となります。
【工事前】
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今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
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【施工内容】
屋根補修工事、屋根カバー工法
【施工内容】
屋根カバー工法、スレート屋根カバー工事、ガルバリウム鋼板
【施工内容】
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