
HOME > 施工事例 > 世田谷区上馬で破損して雨漏りしている明り取りドームの交換工事.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
ここが雨漏りしているトップライトです。普通の雨の時には雨漏りしないそうですが、雨量が多いときなどは室内側の木枠部分から雨漏りするとの事でした。
雨が降るたびに雨漏りするのではないかと心配になっていらっしゃいましたので、原因部分を特定して雨漏りを止める工事をおこないます。
雨漏りの原因個所を特定するために行うのは散水試験です。散水試験は雨水が侵入していると想定する部分に水をかけて雨が降っていることを再現して調査することをいいます。
実際の雨の時には全体に雨が降っているので原因を特定することが難しいのですが、散水試験ではピンポイントで水をかけるので、1カ所ずつ想定箇所を確認することが出来ます。今回はドーム型のトップライトが設置されていますが、パッキン部分に水をかけると室内の木枠から雫が落ちてきました。ポリカーボネート製のトップライト自体も割れが出ていて補修した跡がありますが、全体的には劣化が進行していますので、新しい物への交換工事をおこなう事になります。
設置されているトップライトはアルミのフレームにポリカーボネート製のドーム型トップライトが乗せてあります。フレームはそのままでドーム部分だけを交換します。
使用するのはタキロン製のポリカドームです。基本的には規格サイズで使用するのは90センチ角の材料です。古いもので長方形のものもありますが現在では製造されていないこともあるので、交換の際には注意が必要です。
古いトップライトを撤去していきます。ポリカーボネートは耐久性の高い部材ですが、紫外線や風雨にさらさせることによって劣化していきます。古いパッキンがはりついているところもありますので、撤去する際にバキバキと割れてしまいました。
ドーム部分を撤去すると中に雨水が入り込んでいることが分かります。矢印部分には入り込んだ雨水が溜まっていました。網入りガラスとの取り合い部分にはパッキンなどは入っていないので、ここから雨水が下に流れていき木枠から雫となって落ちていました。
このまま新しいドームに交換してもまた同じように雨漏りしてしまいますので、パッキン部分も一緒に新しい物へ交換していきます。
古くなったパッキンをそぎ落とす様に剥がしてきます。残っていると新しいパッキンの付着性が悪くなってしまうので、丁寧に除去してから残りをシンナーなどでふき取っていきます。
新しいパッキンはスポンジ製のものを使用します。スポンジ製のパッキンは、新しく被せるポリカーボネート製のドームとアルミのフレームをしっかりと密着させてくれますので、吹き込んだり跳ね返った雨水の侵入を防ぐことが出来ます。
ポリカの固定はボルトとナットで挟み込むようにおこないます。しっかりとボルトを締めることでスポンジ状のパッキンがつぶれて密着することになり、雨水をしっかりと防いでくれることになります。ボルトもゴムパッキン付きの物を使用していますので、雨水の侵入経路を全て塞ぐことが出来ました。
割れたポリカや劣化したパッキンが新しくなりましたので、これで雨漏りの心配も無く安心してお過ごしになれる様になりました。
記事内に記載されている金額は2021年11月05日時点での費用となります。実は雨漏りが多い!?天窓・トップライト【アメピタ!】
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