
HOME > 施工事例 > 豊島区長崎でしっくい面戸が剥がれた5段積み瓦棟を耐震対策にも.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
豊島区長崎のY様のお家は、築年数35年から40年程の木造モルタル2階建て、瓦ぶき屋根のお家です。以前から他の業者様にも指摘をされていた棟瓦部分のしっくいの剥がれの件で、今回私たち「街の屋根やさん」にご相談を下さいました。ご自分でも見れる範囲は見られたそうですが、さすがに屋根に登ってすべてを見ることはできないという事でした。Y様のご希望は、まずは棟瓦の漆喰の状態がどのような状態であるのかを知りたいという事と、状態に応じた工事はどのような工事になるのか、という事を知りたいとの事です。
早速調査に移っていきたいと思います。まずはドローンを使って屋根全体を確認していきました。棟瓦がズレていたり、桟瓦が外れていたりしている様子は見られません。より細かく調査をするために屋根に登ってみたいと思います。
Y様の屋根はいぶし瓦を使って葺かれておりました。10年前にあった東日本大震災を受けていながらも棟瓦のズレもなく、施工をされた職人さんの丁寧な仕事ぶりが見て取れる素晴らしい屋根でした。本題のしっくいの部分を見ていくと、大部分のしっくい面戸が剥がれ、盛り土が見えている状況でした。
一部棟違いになっている棟瓦の端部のしっくいも剥がれ落ちてしまっておりました。
しっくい面戸はいたるところで抜けてしまっており、一部は雪止めの部分に引っかかっているものもありました。
Y様も見ることが出来なかった部分の状態を、写真をお見せしながらご説明し、しっくい面戸の詰め替えでは再度剥がれてしまう事のリスクが残る事、Y様は最近頻発する地震も気になっていらっしゃるようでしたので、軽量化による耐震性の向上にもつながる5段積みの棟からノシ瓦をなくして7寸丸、1本で仕上げる棟積み直しをご提案させていただきました。しっくい面戸の剥がれに関しましては、風災の影響も考えられましたので、ご加入の火災保険会社にお問合せ頂いたところ、鑑定人による調査を行って判断したい、との回答を頂いたそうです。鑑定人が確認に来る日程に合わせ、私たち「街の屋根やさん」も伺い意見交換をさせていただいたところ、風災であろうという結果を頂きました。火災保険で認められた金額も含めてご契約・工事を承る事になりました。
工事の日程が決まり、いよいよ工事を行っていきます。資材の上げ下ろしもあるので足場を仮設していきます。
棟瓦積み直し工事は、既存の棟瓦を撤去していきます。この時に大量の土などの廃棄物が出ます。また風の強い日には砂塵も飛びますのでご近隣様には工事の内容をお伝えして工事日当日はお洗濯物などを外部に出さないようにご協力をいただくのも私たち「街の屋根やさん」の大事な仕事です。
もともと5段積みになっていたY様の棟瓦ですが、耐震性の向上にも役立つ7寸丸一本の棟瓦にします。ガイドライン工法で行っていきますが、既存の棟があった屋根の頂点部分に新しい防水紙を差し込み補強を行いました。その後、棟補強金物を取り付け棟芯材を配し、南蛮漆喰を盛っていきます。南蛮漆喰の代わりに、乾式工法と呼ばれる工事方法もあり、その場合はハイロールと呼ばれる乾式面戸シートを使います。より屋根の軽量化につながります。
下屋根の棟瓦も同様に工事いたしました。
棟と一体になった面戸は剥がれてしまう可能性が極めて低くなります。またノシ瓦が無くなり重心も低くなっているのでズレたり崩れたりすることも起きにくくなります。
棟違い部分の端部しっくいもしっかり付け直されました。
7寸丸1本になりスッキリとした屋根になりました。Y様にも写真をお見せして確認いただき、これで安心できます、と言っていただくことが出来ました。私たち「街の屋根やさん」ではまだまだ続く新型コロナウイルスへの感染拡大防止策を万全に工事を行っております。安心してお任せください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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