
HOME > 施工事例 > 新宿区百人町でテナントビルの屋上をウレタン防水工事で補修しま.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
お問合せいただいたのはテナントビルの屋上防水についてです。床の防水に傷がついたという事で状況を確認に伺いました。
住宅と違いテナントビルなどは屋根ではなく屋上防水が施工してありますので、防水層が傷む前にメンテナンスをおこなう必要があります。
屋上は出入りが自由になっているので、洗濯物が干してあったりプランターなどで花が植えられていました。
傷がついたというのがどこなのか調べていくとテーブルと椅子が置いてあり、その横にはスタンド型の灰皿が置かれています。傷が出来ていたというのはその灰皿の回りにありました。
赤く囲った部分は床の防水に穴が空いていました。この穴が空いた原因は、煙草の火の粉によって防水層が溶けてしまった事でした。防水層に穴が空いていますので、ここから雨水が入り込んで雨漏りしてしまう可能性がありますので、穴を埋めて塞ぐ工事をおこないます。
煙草によって穴が空いたのは喫煙所になっていた回りだけですので、屋上全体の防水工事をおこなうのではなく、部分的な補修工事をおこなう事にしました。
植木鉢などが置いてあるスペースでしたので、全て動かして清掃してから始めます。
穴が空いた部分の処理ですが、小さい穴でしたのでコーキングを充填してから上にウレタン防水をかけていきます。
今回は煙草の火の粉によるもので穴が小さかったのですが、バーベキューなどを屋上でおこなった時に大きな穴が空く事があります。熱によって溶けてしまった部分を大きく下地が見える状態までカットして、下地調整をおこなってからウレタン防水をおこなう事になります。
コーキングを充填した穴の部分だけウレタン防水を塗りかぶせして雨水の浸入を防ぎます。
防水層はそのままの状態ですと紫外線に弱い為、表面を保護する必要があります。トップコートを塗布する際にも付着性を高める為にプライマーを塗ります。プライマーは分かりやすく言うと接着剤の様なもので、防水層とトップコートがしっかりと付着させるために必ず塗布します。
トップコートは雨水を弾く事は出来ますが防水材ではありません。あくまでも防水層を保護する為に塗布する材料ですので、その点は間違えない様しなければなりません。
元々がグレーのトップコートでしたので、今回も同様に薄いグレーを選択しました。
穴埋めをおこなったあとにウレタン防水で部分的に補修をおこなってから保護材のトップコートを塗布して完成しました。
防水工事は、今回の様な不具合が無くても定期的にメンテナンスが必要です。防水層の傷みは雨漏りに直結する事が多い為、放置せずに早めにメンテナンスをおこなう事が大切です。
今後も同じ使用方法をするのであれば、床に何か敷いた状態での使用をお勧めします。
記事内に記載されている金額は2022年02月12日時点での費用となります。防水工事で雨漏り防止!陸屋根・屋上のチェックポイント【プロが解説!街の屋根やさん】
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