江戸川区北小岩で斜壁と瓦棒屋根の境目からの雨漏りを斜壁カバーと瓦棒カバー工事で解消しました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
江戸川区北小岩にお住いのK様から「雨漏りではないか?他社様にも相談しているが可能か?」という事で私たち「街の屋根やさん」にお問合せを頂きました。雨漏りと確定はできていないようですが、部屋の天井の一部に黒ずんでいる所があるとのことでした。日程を調整させていただき調査にお伺いさせていただくとK様のおっしゃっている部分が確かに黒くなっておりクロスの内部でカビが発生しているようでした。その部分は北面の斜壁になっている天井の際です。結露も疑いましたが、サッシなどには結露も発生しないとのことで外部の確認に移りました。屋上に案内いただき該当部分を確認すると、短い瓦棒屋根があり、そこから斜壁が下りていく軽所になっておりました。瓦棒屋根部分は非常に勾配がぬるくなっています。雨漏り解消にと、数年前に塗装工事も実施されたそうです。瓦棒屋根の先端は先に行くほど薄くなるように仕上げられておりました。また斜壁との取り合い部分にはコーキングがびっちりと埋め込まれておりました。この辺りに原因があると考え、工事前提のもと足場を仮設し、該当部分のサイディングを外し詳細調査を行いながら斜壁カバー工事、瓦棒屋根カバー工事をするご提案をさせていただきご契約、工事を承る事になりました。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 屋根カバー工法 雨漏り修理 ガルバリウム鋼板 その他の工事 斜壁カバー工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 仮設から解体まで含め2週間
- 築年数
- 18年
- 平米数
- 計35.5㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- K様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 10年間
- 【工事内容】
- 屋根カバー工法 雨漏り修理 ガルバリウム鋼板 その他の工事 斜壁カバー工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 稲垣商事スタンビー303、ニック金属カバールーフ455
- 施工期間
- 仮設から解体まで含め2週間
- 築年数
- 18年
- 平米数
- 計35.5㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- K様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 10年間
点検
江戸川区北小岩にお住いのK様から、私たち「街の屋根やさん」に雨漏りの件でお問い合わせを頂きました。二階にある部屋の斜めになっている屋根と壁の際のクロスが黒っぽく変色している、というのがお悩みのようでした。
K様のお悩みの場所を室内からまず確認させていただきました。確かに黒っぽく変色しているのが確認できます。北側に当たる部分なので、結露の可能性もあるかとは考えましたが、同じ側にある他の部屋では発生しておりません。部分的にとなると、やはり雨漏りの可能性が強くなってきます。今度は外部からの確認です。屋根は陸屋根になっており、室内から見た雨漏りの可能性が起きていた場所は、斜壁とほんの短い瓦棒屋根が絡んでいる部分のようでした。
瓦棒屋根は勾配が緩やかなケースが多いのですが、K様の屋根もほぼ勾配が無い状態でした。勾配が緩やかという事は「雨水」が流れていきにくいという事です。そうなると軒先に「何か」があると考えられます。見ていくと斜壁と瓦棒屋根の取り合い部分はガッチリとコーキングでふさがってしまっているのがわかりました。また、瓦棒屋根の桟端は斜めに形作られています。ほんの数年前に家屋全体の塗装工事を行ったそうです。今回の雨漏りらしき部分はその以前から起きていたそうなので塗装工事が原因ではないと思われますが、その雨漏りらしきが発生している斜壁の塗膜だけが不自然に剥がれてしまっているのも今回のお問合せのきっかけだったそうです。調査からの可能性をお伝えし、正確な原因調査には足場を組んで、塗膜の剥がれてしまっている斜壁を外して原因確定をする事。その後の工事方法としては、斜壁面へのカバー工法、瓦棒屋根部分へのカバー工法をご提案させていただき、ご了承いただきました。
工事(雨漏り部分の確認)
斜壁カバー、瓦棒屋根カバー工事を前提として、雨漏りらしき斜壁面の解体確認を先行して実施いたしました。斜壁には窯業系のサイディングボードが使用されておりましたが、水分をかなり含んでしまっていたのかかなり脆くなっておりました。塗膜が剥がれて来てしまっていたのもこの湿気が原因でしょう。
埋められてしまっていた斜壁と瓦棒屋根の取り合い部分のコーキングはすべて撤去いたしました。本来の収め方としては瓦棒屋根側の軒先唐草をもっと斜壁側にかぶさるようにすれば良かったと思われました。瓦棒屋根側から入り込んだ雨水が逃げる場所も無くなってしまっていますので、斜壁内部に入ってしまったと考えられます。
斜壁の胴縁は通気が出来ていなかったこともあり、蒸れてカビが生えておりました。
瓦棒屋根の野地板を見ると、漏水していた形跡が確認できます。桟端が原因と思われます。
原因が確定できたので、雨仕舞を考えた斜壁面カバー工事と瓦棒屋根カバー工事に取り掛かっていきます。
工事(斜壁カバー工事)
斜壁面カバー工事に取り掛かります。斜壁面には縦葺き嵌合式屋根材のスタンビー303を使用します。もちろんガルバリウム鋼板製です。
軒先の唐草を先に設置いたします。斜壁はL字型になっていてそのすべての軒先に唐草を設置して行きます。
斜壁の防水紙は粘着式のタディスセルフを使用していきます。スタンビー303を下地の胴縁にビス止めしていきます。
スタンビーの水上側(瓦棒屋根と取り合う側)は折り返して雨水が吹き込まないように処理し、さらにケミカル面戸を設置します。
工事(瓦棒屋根カバー)
瓦棒屋根のカバー工事を行っていきます。おそらく、雨漏りの原因となっていた桟端の部分の処理を行います。もともとの瓦棒屋根は端に向かって斜めにされていました。その斜めになった部分はドブの立ち上がりも当然低くなり、カッパとのわずかな隙間から毛細管現象で雨水を吸い上げていた物と考えられます。きっとこの家の設計士の方はそこまでは考えていなかったのだろうと思います。
桟端の部分のカッパとドブの立ち上がりをカットし、瓦棒屋根に防水紙を敷設します。瓦棒屋根の場合は粘着式ではなく通常のゴムアスルーフィングを使用していきます。
瓦棒屋根カバーに使用するのは、ニック金属のカバールーフ455です。斜壁カバーのスタンビーとはメーカーが異なるため色は全く同じにはなりませんが近い色を発注しています。
棟周りと壁際雨押えの処理をして工事は終了となります。壁際の雨押えはパラペット状になっている屋上笠木の下側に差し込むようにガルバリウムの板を加工し作成したものを使用していきます。今回の雨漏りの原因となっていたのは瓦棒屋根側ですので、水上も水下も雨仕舞対策は万全です。
完成
足場解体の時に、ドローンで完成の状態を撮影いたしました。竪貼りのサイディングと竪貼りの斜壁、瓦棒屋根と統一感のある素敵なお住まいですね。
瓦棒屋根カバーの唐草は通常は面戸付き唐草という専用品を使用しますが、今回の工事では唐草の下がりの部分を大きくする必要があったので特注で作成しております。斜壁側からの吹き込みはまずありえない仕様となっております。
パラペットとの取り合い雨押えもしっかりと笠木の下側まで一体成型していますので安心です。これで斜壁の雨漏りが解消されるでしょう。K様にも安心していただける工事となりました。私たち「街の屋根やさん」では新型コロナウイルス感染防止対策をしっかりと行いながら作業を行わせていただいております。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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江戸川区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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