
HOME > 施工事例 > 稲城市長峰で強風で破損した雨樋を火災保険を使って復旧工事をお.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
お問合せいただきました稲城市長峰の建物です。強風が吹いた後に雨樋が外れて落ちて来たそうで、雨が降ると雨樋がないためにバシャバシャと上から雨水が落ちてきて大変お困りになっていました。高い位置にありますので、お隣りにも影響が出てしまうため早目の修理をご希望されていました。
軒先に吊ってある雨樋は、集水器という箱状の部分に雨水を集めて竪樋に流し込んでいます。今回は2カ所の軒先に流れてきた雨水を一か所の竪樋に集める部分が強風によって外れています。
本来であれば軒先に吊っている軒樋に流れた雨水を竪樋に落とす部分なのですが、竪樋が外れている為に集まった雨水がそのまま上から降ってきてしまう状態になっています。建物に雨水がかかり泥跳ねなどによって建物が汚れてしまう事にもなり、外壁の劣化の進行が進んでしまいます。外れて落ちてきた雨樋が置いてありましたので、形状を調べます。
外れた雨樋はそのままの形で残っていました。取り付けてあった雨樋はY60です。積水化学工業で販売されている断面が四角い雨樋で、現在でも製造されている雨樋です。
築年数が経過した建物に取り付けてある雨樋は、廃盤になっている事が結構あります。セキスイやパナソニック(旧ナショナル)などの現在でも主流のメーカー製品でも古い物は廃盤品で部品も取れないものがあります。
廃盤で部品も取れない雨樋は修理や部分的な交換工事が出来ませんので、破損した部分と繋がったところは全て交換しなければならなくなります。足場も必要になりますので工事費が結構掛かる事になりますが、その際に有効に使えるのが火災保険です。
台風に限らず最大瞬間風速20m/秒以上の風が吹いた事によって被害を受けた場合は、火災保険の風災が適用になります。今回は台風の被害ではありませんでしたが、春先に吹いた強風によっての破損で条件に該当しましたので、火災保険の申請をおこなって直す事になりました。
火災保険の自然災害は風だけではなく、雪・雹(ひょう)・雷によって建物が被害を受けた場合に適用になりますので、何か被害が出た時にはご加入の保険会社へご連絡する事をお勧めします。
竪樋と集水器の固定方法は、集水器側へ爪を引っかけて固定すのですが、風の勢いで折れてしまった為に固定されず落下してしまった様です。
取り付ける竪樋は折れ曲がった形になっていて、それぞれの部材を雨樋用の接着剤で固定してありますので、割れた部分だけでなく外れた竪樋を同じ形で新しい物へ交換します。
元々は集水器という箱型になっている部材が取り付けられていましたが、割れていましたので新しい物に交換しました。交換したのはスッキリとした形の集水器を使用しました。
高台に建っているので非常に風当たりが良いところです。風が良く抜けるので室内はとても良い環境ですが、建物外部は今回の雨樋の様に風によって被害が出てしまう事もあります。また同じようにならない様に接着剤とビスを使用してガッチリと固定しました。
今回稲城市長峰でおこなった雨樋交換工事は、強風による被害でしたので火災保険が適用になりました。保険が適用になって自己負担なく元の状態に戻す事が出来ましたので、皆さまも建物が被害を受けた際にはご加入の保険会社へ必ず連絡しましょう。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。漫画で読むならコチラ
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