
HOME > 施工事例 > 葛飾区水元で増築した部屋の陸屋根雨漏りをウレタン塗膜防水工事.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
担当:渡辺
葛飾区水元にお住いのK様から、私たち「街の屋根やさん」に雨漏りのご相談でお問い合わせを頂きました。20年ほど前に増築をした部屋の天井から雨漏りが発生したそうです。新型コロナウイルス感染拡大防止対策でマスクの着用と消毒を実施してから、お客様の了解を得て室内の雨漏りの様子を見させていただきました。雨漏りは8月の強雨の際に発生したとのことでした。お部屋の中心部分から窓際にかけて雨漏りの痕跡が残っておりました。
増築したお部屋の上は陸屋根構造になっております。そこでまず疑ったのが排水の詰まりによるオーバーフローです。樹木も多い環境なので排水口の詰まりによるオーバーフローはあり得る原因です。特に今まで何もなく突然雨漏りが発生したとの事でしたので確認を行います。排水口の下にあるポーチマスの周囲には漏水を起こしたような痕跡は見当たりませんでした。
陸屋根の部分の確認に移ります。もともとの建物の屋根の排水が増築部分の陸屋根にも流れ込む作りになっていますがオーバーフローを起こすとなると笠木の縁まで水が溜まらないとならないわけですが、立ち上がりの部分にはそのような痕跡は見られませんでした。ふと床面を見た際に気が付いたのは何やら一面に広がる「シミ」です。壁際に比べ明らかに水下側に違和感を感じます。
色の変わった「シミ」の部分を凝視していくと、防水層が切れて下地の継ぎ目が現れているのが確認できました。色が変色しているのは防水層がほぼ無くなってしまったことで下地のベニヤ板に水が染み込んでしまって起こっているようでした。ベニヤ板の目もうっすら見えています。継ぎ目の部分にはキノコも繁殖しておりました。漏水の原因は防水機能の経年劣化によるものと断定でき、下地が浸水により劣化しているため、下地の重ね張りにて補強を行い、新たに防水層を作成する工事が必要であるとK様にご説明をいたしました。写真をご覧になりすぐにご納得いただいて工事を承る事になりました。
いよいよ工事に入ります。まずは陸屋根部分に長い事溜まっていた泥などを取り除きます。今まで特にメンテナンスはされていなかったそうです。
雨漏りを起こしているのであまり水圧を掛けて洗浄することはできないので、基本的には手作業での床面の清掃を行います。
浸水して弱ってしまっている床面には、新たにコンパネを敷いて補強を行います。コンパネを縁から少し離してビスにて固定していきます。
コンパネを敷き詰めたら、ウレタン塗膜防水塗料を塗布する前にプライマーを塗布し、乾燥後にコンパネの継ぎ目、ビス頭のへこみに変性ウレタンコーキングを充填し乾燥させるため初日の作業は終了です。次回工事までの雨対策でもちろん養生をしておきました。
工事2日目は、防水機能を発揮させるウレタン塗膜防水塗料を塗布していきます。まずは立上り部への立上り用の粘度の高い専用塗料を塗布します。その後床面にはやや粘度の低い床用のウレタン塗膜防水塗料を塗布します。工事3日目もこの工程を行いました。
最後の仕上げに、ウレタン塗膜防水塗料を紫外線から保護するトップコートを立上り、床面に塗布して工事は終了となりました。
人の出入りは基本的にない場所とのことでトップコートには防滑材は入れておりません。雨漏りの原因となっていた継ぎ目も下地を作成したことで完全になくなっております。工事期間中、雨の日もありましたが全く雨漏りはしておりません。今年はまだ台風が来ておりませんが来ても安心していただけることと思います。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
防水工事で雨漏り防止!陸屋根・屋上のチェックポイント【プロが解説!街の屋根やさん】
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