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羽村市神明台で瓦葺きパラペットの棟瓦を乾式ハイロールで取り直し工事しました

【施工前】
漆喰は剥がれたパラペットの棟瓦

【施工後】
ハイロールで棟取り直し工事

【お問い合わせのきっかけ】


担当:富田


 羽村市神明台で棟瓦の取り直し工事をおこないました。
 お問合せのきっかけは瓦が落ちて割れてしまったという事でした。屋根の軒先をぐるっと囲う様に壁が立ち上がっているパラペット部分に瓦が葺かれています。角部分は屋根と同じように棟瓦が取り付けてありますが、漆喰(しっくい)が崩れてしまい瓦が落下していました。
 芯木という木を下地にして釘で固定しているところもありましたが、漆喰(しっくい)と銅線によって固定してある部分の棟瓦が崩れていました。土を土台にいして銅線で固定している部分は、角度が急なのでしっかっりと固定が出来ていませんので、経年によって崩れが起きてしまいます。
 今回の工事は崩れた棟瓦を一旦取り外して下地を直してから瓦を元に戻す、棟取り直し工事をおこなう事になりました。
 羽村市神明台で棟瓦の取り直し工事をおこないました。
 お問合せのきっかけは瓦が落ちて割れてしまったという事でした。屋根の軒先をぐるっと囲う様に壁が立ち上がっているパラペット部分に瓦が葺かれています。角部分は屋根と同じように棟瓦が取り付けてありますが、漆喰(しっくい)が崩れてしまい瓦が落下していました。
 芯木という木を下地にして釘で固定しているところもありましたが、漆喰(しっくい)と銅線によって固定してある部分の棟瓦が崩れていました。土を土台にいして銅線で固定している部分は、角度が急なのでしっかっりと固定が出来ていませんので、経年によって崩れが起きてしまいます。
 今回の工事は崩れた棟瓦を一旦取り外して下地を直してから瓦を元に戻す、棟取り直し工事をおこなう事になりました。


担当:富田


【工事内容】
瓦屋根工事 棟瓦取り直し 
【工事詳細】
使用材料
ハイロール
施工期間
5日間(足場含む)
築年数
25年
平米数
9m
施工金額
詳しくはお問合せください
お施主様
K様邸
ハウスメーカー
ハウスメーカー不明
保証年数
3年間
【工事内容】
瓦屋根工事 棟瓦取り直し 
【工事詳細】
使用材料
ハイロール
施工期間
5日間(足場含む)
築年数
25年
平米数
9m
施工金額
詳しくはお問合せください
お施主様
K様邸
ハウスメーカー
ハウスメーカー不明
保証年数
3年間
足場アイコン台風アイコン棟瓦取り直し

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剥がれ落ちた漆喰の欠片 ずり落ちそうな棟瓦

 軒下には漆喰(しっくい)の欠片が落ちています。瓦屋根の棟部分には漆喰(しっくい)が詰めてあるのですが、経年によってひび割れたり浮いてしまうので、欠片が剥がれ落ちてしまう事があります。

 瓦が葺いてある屋根は、瓦自体が長持ちする屋根材ですのでメンテナンスが必要無いと思われがちですが、実際には今回のように漆喰(しっくい)が剥がれたりしますし、瓦の下に葺いてある防水紙(ルーフィング)にも寿命があり劣化してしまいます。防水紙の劣化は雨漏りに直結しますので、定期的なメンテナンスはおこなう必要があります。

ズレた棟瓦 銅線固定の棟瓦

 屋根の軒先をグルっと囲う様にパラペットが作られています。パラペットとは、平面の屋根やバルコニーなどの外周部に作られた壁の事をいい、調査した建物には瓦が葺かれていました。

 納め方は通常の瓦葺き屋根と同じで角には棟が積んであります。今回劣化しているのはその棟部分で崩れて落下しているところもありました。落下したのは土を土台にして銅線で固定している部分で、支えられずに落下した様です。

釘固定の棟瓦

 銅線で縛ってある部分と、芯木という木を下地にして釘で固定している部分がありますが、どちらも漆喰を詰めて仕上げていますので、漆喰が剥がれて土がむき出しになっているところもあります。笠木の替りに棟瓦を被せて雨水が入り込まない様にしてありますが、固定するための釘穴から雨水が入り込んで下地が傷んでいる可能性があります。

棟取り直し工事

銅線と土で固定してありました

 崩れそうになっていた棟瓦を撤去します。瓦を剥がして土の下地と隙間に詰めてある漆喰(しっくい)を撤去します。動線を下地の中に通して棟瓦を固定していましたが、新しく積み直す時には銅線は使用しません。

下地の腐食はありませんでした

回りの瓦を取り外します 下地は腐食していませんでした

 棟瓦を外して回りの瓦も一旦撤去します。下地の状況を確認しましたが幸いな事に腐食はしておりませんでしたので、新しく積み直しをおこなう際にも全く問題ありません。パッキン付きの釘を使用しておりましたが、経年に劣化によってゴムパッキンも劣化してしまい雨水を防ぐ事が出来ませんので、釘穴から雨水が浸入して下地を腐食させてしまう事があります。

新しい芯木を金物で支えます

高さ調整が出来る打ち込み式の金物を使用します

 元々の棟瓦は土を下地にして銅線で固定しているところと、芯木に釘で固定しているところがありました。こんかい元に戻す際には芯木を使用しますので、高さが調整できる打ち込み式の金物を使用します。

漆喰の替りに乾式ハイロールを使用します

新しい芯木を固定する金物を打ち込みます 乾式工法のハイロール

 以前の芯木を使用していた棟にも回りに漆喰が詰めてありました。しかし、新たに積み直す棟には漆喰(しっくい)は使用しません。

 漆喰の替りには『ハイロール』という材料を使用します。蛇腹状になった防水テープが芯木の左右に一体になっていて、瓦の曲面にぴったりと張り付くようになっています。今までは漆喰(しっくい)を詰めて隙間を埋める様にしていましたが、ハイロールのブチルテープが漆喰と同じ役目を果たすので、雨水が入り込まず傷みの進行を抑えられます。

また、漆喰などの様に経年劣化によって割れたり剥がれ落ちる心配もなく、土や漆喰(しっくい)を使った湿式工法よりも重さが軽くなるのでお勧めの工事方法です。

ハイロールでの棟取り直し工事が完成しました

棟取り直し工事が完成しました

 漆喰が剥がれ落ちて瓦も脱落してしまった棟瓦の取り直し工事が完成しました。経年によって下地の状態が悪くなってしまった部分を、漆喰(しっくい)の替りに乾式ハイロールを使用しましたので、工事後に建物が動いても剥がれ落ちる心配がなくなり安心出来る様になりました。

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 記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
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