三鷹市中原にて令和元年東日本台風で発生した雨漏りを葺き直し工事で改善
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
三鷹市中原にお住まいのお客様は、台風15号の当日天井から雨漏りが生じてしまい、部屋中が水浸しになってしまったそうです。何カ所もお部屋の雨漏りが生じてお困りになってしまいました。
いくつかの工事店に見てもらった結果問題は無いとの事でしたが、新たに来た台風19号でも雨漏りが生じてしまい、困り果てた時にホームページにて、屋根調査をしてくれる、弊社のホームページを見つけ出したそうです。
ご依頼を頂き調地調査を実施すると、屋根防水紙の劣化が原因と言う事が判明しました。、雨漏りを放置できない事もあり、屋根全体の葺き直し工事を決意したそうです。しっかりとした現地調査の様子を見て、私達、街の屋根やさんに工事のご依頼を頂くこととなりました。
いくつかの工事店に見てもらった結果問題は無いとの事でしたが、新たに来た台風19号でも雨漏りが生じてしまい、困り果てた時にホームページにて、屋根調査をしてくれる、弊社のホームページを見つけ出したそうです。
ご依頼を頂き調地調査を実施すると、屋根防水紙の劣化が原因と言う事が判明しました。、雨漏りを放置できない事もあり、屋根全体の葺き直し工事を決意したそうです。しっかりとした現地調査の様子を見て、私達、街の屋根やさんに工事のご依頼を頂くこととなりました。
担当:谷
- 【工事内容】
- 屋根補修工事 瓦屋根工事 瓦屋根補修工事 屋根葺き直し
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 6日
- 築年数
- 約30年
- 平米数
- 147㎡
- 施工金額
- 約220万
- お施主様
- Y様邸
- 保証年数
- 10年
- 【工事内容】
- 屋根補修工事 瓦屋根工事 瓦屋根補修工事 屋根葺き直し
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- なんばん漆喰、アスファルトルーフィング・瓦桟
- 施工期間
- 6日
- 築年数
- 約30年
- 平米数
- 147㎡
- 施工金額
- 約220万
- お施主様
- Y様邸
- 保証年数
- 10年
台風の影響で室内天井雨漏り
三鷹市中原にお住まいのお客様は、昨年の台風15号で室内に雨漏りが生じてしまい大変お困りになってしまいました。雨漏りが生じていると言う事は、屋根に異常が発生していると思い、業者さんに来てもらえたそうでしたが、見に来た業者いわく、「屋根には問題が無い」との事で、帰ってしまったそうです。少し安心したものの翌週の台風19号の影響で再発してしまい、本当に困り果ててしまったそうです。
現地調査依頼
台風の際他業者に問題が無いと言われたが、室内に雨漏りが生じている事は確かです。普段の生活に支障が生じてしまうとの事で一度屋根をしっかり調べてもらいたいとの事で、いろいろ調べている中で弊社のホームページを見て頂いたそうです。現地調査無料の私達、街の屋根やさんに一度見てもらう事にしたとおっしゃっていました。
ご依頼を頂き調査してみると確かに瓦には破損や割れなどは無く、瓦自体に異常はありませんでした。ただ雨漏りは発生しているので付近を調べてみると、防水紙がビリビリに破れてしまっていることがわかりました。
瓦屋根葺き直し工事
お客様のご自宅は築年数が約30年近く経っており、屋根のメンテナンスとして棟瓦の漆喰工事を1度だけ工事をした事はあるそうですが、その他は何もやらずに今現在に至ったとの事でした。調査した防水紙は劣化が進み色々な場所で破れている事が解り直すには瓦を全て解体しないと直せません。今回お客様のご自宅は火災保険にご加入でしたが、屋根瓦自体は破損していなく強風を伴う雨水の吹込みが原因であった為、火災保険の適応は受ける事が出来ません。工事金額のすべてをお客様がご負担するしか無くなってしまいましたが、屋根材は葺き替え工事が必要と考えます。今回は残念ながら火災保険の対象外になりましたが、この様な事でもない限り屋根の修繕をするきっかけが無いとの事で、思いきって葺き直し工事をご依頼頂きました。(屋根の葺き直しの事でしたらこちらまで)
棟瓦の不具合
屋根は撤去してみると悪くなっている所が良くわかります。三州瓦が設置してありましたが実際大きな破損が無いと、何処が悪くなっているかわかりません。
瓦は釉薬を塗り焼き上げているものなので、割れない限り使用が可能です。一枚一枚が重なり合い雨水の侵入を防ぎますが、強風や地震などで徐々にズレて来てしまい、隙間が生じてしまう事があります。綺麗に積みあがっている棟瓦なども、屋根土の劣化で内部の屋根土が徐々に流れ出してしまい、写真のように一番下ののし瓦が水平になってくると棟瓦内側に雨水を誘導してしまうようになり、棟の劣化が進行してしまいます。こう言った小さな出来事が積み重なり、雨漏りの原因となってきます。
防水紙の張替え工事
現地調査した時点での屋根防水紙は至る場所で破れてしまっていました。瓦の隙間はどうしても生じてしまう物ですが何が雨漏りを防いでいるかと言うと、下地の防水紙になります。強風を伴わない雨でしたら、瓦の隙間から入らずに瓦の表面で雨水を流せますが、強風が伴うとどうしても隙間から下地に雨水が侵入してしまいます。
今回使用した防水紙は、日新工業株式会社のカッパルーフ2号と言う商品になります。二種類の合成繊維不織布を使用して、防水紙の中でも軽量かつ高耐候を維持します。特に軽量化に特化しており施工性を向上させてくれる、改質アスファルトルーフィングです。
瓦桟取り付け工事
今回使用した瓦桟は防腐材が注入されてある瓦桟になります。瓦はこの桟に引っかけますので屋根を形成して行く下地材になっています。当時の瓦桟は防腐材などは注入していない杉板です。徐々に蓄積した砂やほこりなどで瓦桟には堆積物が溜まり、屋根下地に侵入した雨水が原因で雨漏りが発生しやすくなりますが、現在の瓦桟には溝が掘られており雨水を逃がす事が出来るため、雨漏りのリスクを減らす事が出来ます。
なんばん漆喰を使用します
色々当時の施工方法や建材は変化してきましたが、瓦屋根材でメンテナンスフリーになったのは、なんばん漆喰を使用する事だと思います。瓦屋根は棟が破損しやすくメンテナンスが発生しやすい屋根材ですが、今回の様になんばん漆喰で棟土台を一発仕上げで形成できるようになり、シリコンなど雨水に強い物が配合されていることから、雨漏りしにくく高い品質が保証されています。(漆喰の事でしたらこちらまで)
棟の積み直し工事
屋根瓦を綺麗に並べ終わると棟瓦の設置となります。先ほど紹介したなんばん漆喰を使用し瓦土台のメインである、のし瓦を設置して行きます。当時は屋根土でしたので、劣化してくると、縮んだり流れ出してしまったりすることが起こりやすくメンテナンスを定期的にするものでしたが、なんばん漆喰を使用することで、メンテナンスフリーになります。
今までとは違う瓦下地に屋根葺き直し工事
屋根材はこの数十年で様々な物が変化してきました。その中でも瓦は大昔からあまり進化してこなかった屋根材だと思います。古くからの伝統と技術により、職人気質みたいなものが有った為でしょうか?
昔は瓦を住宅に設置した瓦職人が、後世屋根を守り何か不具合が出たら解決していたことが多かったのですが、現在の様なモダン建築などの多様性により、職人が衰退してきてしまっています。本来手掛けた人が屋根の事などは一番詳しいはずですが、日本瓦の様な技術を伴う職種の人口が減少している事が現実です。しかし建材の進化により、より快適な屋根が実現できるものとなってくるでしょう。私達、街の屋根やさんでは、伝統技術を守りつつ、どの様な屋根にも対応可能ですので、何でもご相談してください。(屋根診断などの事でしたら、こちらまで)
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
三鷹市で令和元年房総半島台風・令和元年東日本台風によって被災してしまった方へ
2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。三鷹市にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
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