無題ドキュメント

HOME > 施工事例 > 杉並区高井戸西で廃盤のかわらU専用の棟をガルバリウム製のもの.....

杉並区高井戸西で廃盤のかわらU専用の棟をガルバリウム製のものへ交換

【施工前】
剥がれたかわらUの棟

【施工後】
ガルバリウム鋼板製の棟板金

【お問い合わせのきっかけ】


担当:富田


 杉並区高井戸西で屋根工事を行いました。
 築25年の建物の屋根にはかわらUが葺かれています。セキスイから販売されていたかわらUは化粧スレートや瓦棒屋根の上に被せる屋根カバー工法用の屋根材で、かなりの数が市場に出回りました。2007年に製造が終了したため、現在は廃盤製品であり、手に入れることはほぼ不可能です。
 今回、セキスイかわらUの屋根で被害を受けたのは棟部分で、台風の強風によって飛ばされて落下してしまいました。かわらUもスレート屋根や金属屋根と同様に、葺いた後に下地の貫板を取り付けて棟を固定しています。今回は貫板が腐食していて固定が効いていない状態の為に、風の影響を受けてしまったようです。
 セキスイかわらUは廃盤になっているため、その棟部分の部材もありません。今回はその代用品として、ガルバリウム鋼板製の棟板金を使用することになりました。下地の貫板も新しくして、棟板金をビスで固定しますので、今までよりも風の影響を受けにくくなりました。
 一度、屋根塗装を行っているかわらU葺きの屋根ですので、まだ使用を続けられる耐久性は残っています。台風で被害を受けた部分は復旧できました。これで次回のメンテナンスである屋根葺き替え工事まで安心して生活できるようになりました。
 杉並区高井戸西で屋根工事を行いました。
 築25年の建物の屋根にはかわらUが葺かれています。セキスイから販売されていたかわらUは化粧スレートや瓦棒屋根の上に被せる屋根カバー工法用の屋根材で、かなりの数が市場に出回りました。2007年に製造が終了したため、現在は廃盤製品であり、手に入れることはほぼ不可能です。
 今回、セキスイかわらUの屋根で被害を受けたのは棟部分で、台風の強風によって飛ばされて落下してしまいました。かわらUもスレート屋根や金属屋根と同様に、葺いた後に下地の貫板を取り付けて棟を固定しています。今回は貫板が腐食していて固定が効いていない状態の為に、風の影響を受けてしまったようです。
 セキスイかわらUは廃盤になっているため、その棟部分の部材もありません。今回はその代用品として、ガルバリウム鋼板製の棟板金を使用することになりました。下地の貫板も新しくして、棟板金をビスで固定しますので、今までよりも風の影響を受けにくくなりました。
 一度、屋根塗装を行っているかわらU葺きの屋根ですので、まだ使用を続けられる耐久性は残っています。台風で被害を受けた部分は復旧できました。これで次回のメンテナンスである屋根葺き替え工事まで安心して生活できるようになりました。


担当:富田


【工事内容】
棟板金交換
【工事詳細】
使用材料
ガルバリウム鋼板棟板金
施工期間
3日間
築年数
25年
平米数
13m
施工金額
詳しくはお問合せください
お施主様
I様邸
ハウスメーカー
ハウスメーカー不明
保証年数
3年
【工事内容】
棟板金交換
【工事詳細】
使用材料
ガルバリウム鋼板棟板金
施工期間
3日間
築年数
25年
平米数
13m
施工金額
詳しくはお問合せください
お施主様
I様邸
ハウスメーカー
ハウスメーカー不明
保証年数
3年
足場アイコン火災保険アイコン台風アイコン棟板金交換

台風で被害を受けた屋根

落ちたのは屋根の棟部分です

 お問合せは「台風で屋根が被害を受けたので調べて欲しい」という内容でした。屋根の状況を確認すると棟部分が剥がれているのが確認出来ます。

 屋根に葺かれているのはセキスイで製造販売されていた『かわらU』という屋根材です。2007年に製造中止になっており、現在は廃盤品の屋根材になっております。

 

落下した棟は割れています 棟に刻まれた刻印で製造年が確認出来ます

 台風による強風のため、棟が風に飛ばされて落下していました。結構な重さがある屋根材ですので、台風の風の強さはやはり凄かったのだと改めて思います。

 かわらUは1975~2007年まで製造されており、1990年以前の物にはアスベストが含まれています。屋根にアスベストが含まれているかどうか確認するには、棟に刻まれた刻印を見ればわかります。アルファベットと数字が刻印されていて、一番最後の数字が製造された年の下一桁を表しています。

 今回飛ばされてしまったかわらUには『8』と刻印されていますので、製造されたのは1998年・1988年・1978年に限定されます。屋根を葺いてから約20年が経過したと伺っておりましたので、1998年に製造されたアスベストを含まない材料だということが判明しました。

 

下地が腐食していて固定されていません

棟が剥がれて下地が見えています

 かわらUの棟も下地に貫板を固定してから棟を被せて長いビスで固定されています。しかし、経年によって下地の貫板が腐食してしまうとビスが効かずに抜けてしまったり、緩んでしまいしっかりと固定されていない状態になってしまいます。

 

木が腐食していて固定が効いていません カバーしてあるので雨漏りはしていません

 棟を下地の貫板から交換する必要がりますが、落下して割れてしまいましたので元の状態に戻す事が出来ません。何年か前にはまだ材料を取り寄せることができましたが、現在では新しい材料がなく不可能です。今回はかわらバリウム鋼板製の棟板金に交換工事を行うことになりました。

 

かわらUの棟をガルバリウム鋼板製の棟板金に交換します

下地の貫板が腐食しています 棟があった跡があります

 廃盤品のかわらUは破損しても交換する事が出来ませんので、破損した場合は該当する部分を全て交換する必要があります。棟の下地には木が打ち付けてありましたが、腐食していて釘が全く効いていない状態でした。

 新しくするために、まずは古い棟と木を撤去します。

 

かわらUの面戸はそのまま残します

 古い木とかわらUの隙間を埋める様にスポンジ製の面戸が取り付けてあります。スポンジが密着する事で雨水の浸入を防ぐ事が出来ます。今回新しくする時にも面戸を取り付けます。

 

新しい下地に棟板金を被せます

スポンジ製の面戸 ガルバリウム鋼板製の棟板金

 面戸の上に貫板を乗せて固定していきます。ビスで芯木に向かって貫板を固定して、ガルバリウム鋼板製の棟板金を被せます。

 

棟板金のジョイント かわらUの棟をガルバリウム鋼板製の棟板金

 棟板金は一枚の板金で長いものが作られている訳ではありませんので、ジョイントが必ず出来ます。板金同士を重ねるのですが、重なり部分から雨水が入り込まない様にコーキングを裏打ちしておきます。

 棟板金を被せた後は、横から新しい貫板に向かってビス(ネジ)で固定します。貫板と棟板金がビスでがっちりと固定されますので、風の影響を受けにくくなりました。

 

棟板金交換が完成しました

棟板金交換が完成しました

棟板金交換工事が完成しました。今回は棟部分だけを直しましたが、屋根全体に葺かれたかわらUが劣化してしまったら葺き替え工事が必要になります。塗装工事をおこなった事で劣化の進行を遅らせる事が出来ていましたので、全体的に割れなどは殆どありませんでした。

 次回のメンテナンスは屋根葺き替え工事が必須になりますが、台風で被害を受けた部分は問題ない状態になりました。私たち街の屋根やさんでは、屋根の状態を調べて必要な工事をご提案致します。

 記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

杉並区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!

  • 工事種類

    破風板・軒天部分補修

  • 工事種類

    その他の工事

関連動画をチェック!

【棟板金】釘浮き・錆 雨漏りを防ぐ棟板金チェックポイント【プロが解説!アメピタ!】

 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


このページに関連するコンテンツをご紹介

お家の屋根材が廃盤・生産終了になってしまった場合屋根のメンテナンスはどうすべき

お家の屋根材が廃盤・生産終了になってしまった場合屋根のメンテナンスはどうすべき

 数十年前に較べれば、新製品が開発されるペースも早くなり、屋根材がモデルチェンジされる機会も多くなりました。  その結果、生産が終了し、廃盤になってしまう屋根材もあります。屋根の修理をしようと思ったら、使用している屋根材が生産終了していた、ということもあり得るのです。  現在、使用している屋根材と…続きを読む

このページに関連する漫画コンテンツ動画をご紹介

漫画で読むならコチラ

動画で見るならコチラ

街の屋根やさん多摩川
    1. 電話 0120-989-936
      株式会社シェアテック
      1. 〒182-0025
        東京都調布市多摩川3-68-1
        店舗詳細はこちら
    1. 街の屋根やさん多摩川支店のスタッフ

      街の屋根やさん東京
      1. 電話 0120-989-936
        株式会社シェアテック
        1. 〒132-0023
          東京都江戸川区西一之江2-10-17 大場ビル1F
          店舗詳細はこちら
      1. 街の屋根やさん東東京支店のスタッフ

        街の屋根やさん横浜
        1. 電話 0120-989-936
          株式会社シェアテック
          1. 〒222-0033
            神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6 VORT新横浜 2F
        1. 街の屋根やさん横浜支店のスタッフ

          お問い合わせはこちらから

          あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

           街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

          お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 神奈川県 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

          このページと共通する工事内容の新着施工事例

          板橋区栄町にて棟板金交換工事を¥200,000(税込み)で行いました(^^ゞ

          【施工内容】

          棟板金交換

          葛飾区水元にて樹脂製の貫板を使用した棟板金交換工事(税込473,000円)を実施!

          【施工内容】

          棟板金交換

          世田谷区鎌田で棟板金交換工事、樹脂製貫板を使用して税込み490,000円で実施しました!

          【施工内容】

          棟板金交換

          その他の施工事例一覧→

          杉並区と近隣地区の施工事例のご紹介

          三鷹市井の頭にて屋根からの雨漏り、屋根の葺き直し工事を税込770,000円で行わせていただきました!

          【施工内容】

          瓦屋根工事

          練馬区早宮にて屋根の葺き替え工事を税込258万円(足場込み)にて行わせていただきました!

          【施工内容】

          スレート屋根工事

          三鷹市大沢にてアスベスト含有スレートからスーパーガルテクトへの葺き替え工事を税込235万円でおこないました(※足場代別途、屋根面積95㎡)

          【施工内容】

          スレート屋根工事

          その他の施工事例一覧→

          屋根工事なら街の屋根やさんにおまかせください!!

          お問い合わせ・資料請求
          • 屋根リフォームの流れ
          • 徹底したお住まい調査
          • 不安ゼロ宣

言
          • 屋根のお役立ち情報
          • 当社のご案内
          • 屋根の資料請求
          点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お電話でのお問い合わせは0120-989-936へ。8時半から20時まで受付中!メールでのお問合せは24時間受付中。

          点検・調査・お見積もり

など無料で承ります。

          株式会社シェアテック
          街の屋根やさん東京
          東東京支店
          〒132-0023
          東京都江戸川区西一之江2-10-17 大場ビル1F
          TEL :0120-989-936 
          E-mail : info@sharetech.co.jp
          多摩川支店
          〒182-0025
          東京都調布市多摩川3-68-1
          Copyright © 2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.
          ページトップへ戻る