
HOME > 施工事例 > 足立区にて火災保険を利用し塩ビ製波板をフロスト加工のポリカ波.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
ITS事業部:根本
ITS事業部:根本
【ガラスネット製波板の飛散】
今回飛散してしまったのはお住まいの2階部分にあたるベランダの屋根でした。取り付けられていたのは塩化ビニル製の波板ですが、安価ですが経年劣化によって5年程度で硬くなり割れやすくなる傾向があります。今回は日焼けや汚れの付着があるものの大きな劣化が見当りませんが、恐らくフックボルトが抜けてしまったことで外れて落下してしまったのでしょう。
火災保険を利用するにあたって
今回のように自然災害による破損には火災保険・共済を利用することが出来ます。しかし地震による破損は地震保険の対象になりますので、あくまで台風・積雪・雹・火災といった地震以外の破損に関する補修のみに適用されます。申請は被災後3年以内、申請箇所に制限はありませんので、波板のみの破損はもちろん屋根の不具合等を同時に申請することが可能です。補修するために足場や高所作業車が必要な場合はこちらも申請することが出来ます。お住まいによっては『免責金額』を設定されている事もあるかと思いますが、それは設定金額以下で補修が可能な場合は全て自己負担となりますので、自己負担が可能だと判断できる金額で設定するようにしましょう。
火災保険は原状回復が原則です。補修の機会に全て火災保険で素材の変更を行う事は出来ませんが、差額分での素材の変更はもちろん可能です。火災保険は元通りに戻す為の補修ですが、あえて使用しないことも可能ですし状態を更に良くするための工事に充当することも可能です。
破損した箇所は部分的ですが、今回は全て補修し破損しにくい状態に仕上げていこうと思います。素材も塩ビ製よりも耐久性に優れたガラスネットやポリカーボネート製へ変更も検討致しました。
街の屋根やさんは無料点検時に破損箇所だけでなく、住宅全体の状態を確認させて頂いております。特に屋根はお客様自身で確認が難しい為、この機会に不具合を感じれば補修のご提案をさせて頂きます。屋根はいぶし瓦ですので色が疎らになっていても全く問題ありません。ズレや浮きもなく強風の影響はみられませんでした。
【フロスト加工ポリカへの張替工事】
早速波板の張替工事を実施していきます。まずは既存の波板を剥がしていきます。2階の補修は足場が必要なケースが多いのですが、今回は屋根からも作業が出来ますので足場の仮設は行いませんでした。屋根下地は錆びず耐久性に優れたアルミですので、特に補修等も必要ありません。鉄製の場合は錆びますので錆止め補修、木材の場合は雨水によって腐食してしまいますので、塗装メンテナンスや取替で下地を補修していきましょう。
今回使用したのはフロスト加工されたポリカーボネート製波板です。中空板とも呼ばれますが、本来透明色のポリカを乳白色の半透明に仕上げる加工がされています。すりガラスのような目隠し効果がありながら透明度がありますし、なによりも耐久性は塩ビ製よりもはるかに高く、10年以上使用することも出来ます。下地を足場にしながら重ね取り付けていきます。固定方法は下地に適したボルトやビスを使用していきます。
【工事を終えて】
火災保険を利用して補修することで自己負担を抑えて補修することが出来ました。素材は変更しましたが差額はわずかですので、是非耐久性に優れたポリカーボネート製への変更をお勧めしております。良くお客様から「ほんの少しの補修なんだけど…」という不安を耳にします。街の屋根やさんは工事の大小にかかわらず、まずは無料点検を行い必要な補修をご提案させて頂きますので、まずはお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
【工事前】
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火災保険が適用できる?屋根工事・屋根修理【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
その他の工事
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その他の工事
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【施工内容】
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